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2023/02/10

うるる初!「オンライン株主総会」への挑戦。発表を通して得た成長の機会。【Adventure Cup 2023 優勝者インタビュー】

2023年1月、第2回「ULURU Adventure Cup」では、7チームの最終プレゼンターによる発表が行われました。

本記事では、「優勝者」に選ばれた曽與島さんのインタビューをお届けいたします。

▼「ULURU Adventure Cup 2023」について詳しくはこちら

当初からエントリーを見据えていた「ULURU Adventure Cup」への挑戦

今年もさまざまな取り組みが発表される中、優勝者として選ばれたのは、経営企画部の曽與島 弘貴(そよしま・ひろき)さんでした。

<参加者から曽與島さんへのコメント>

・世の中での事例がほぼない状態の中で踏み切った覚悟、またご自身の完璧主義のスタンスと向き合いながら、100点でなくても良いと大事にすべきポイントを見出した姿勢も素晴らしいと思いました!(結果的にきっと細部に完璧主義のお強みも沢山活きたんだろうな~と思いました)

・株主総会がそんなに大変とは知りませんでした。完璧主義で苦労されたとのことですが、完璧主義だからこそなし得た、自販機にまで気遣った完璧な仕事、すごいです!

当時、経営企画部と兼務していたIR室の担当として2022年6月の株主総会を実施した時から、「これはAdventure Cupにエントリーする良い機会だ」と考えていたという曽與島さん。業務量も多い年末年始に準備・発表することへの負担も感じつつ、本当に「Adventure Cup」に参加して良かった、と語る曽與島さんに、今の気持ちを伺ってきました。

<曽與島弘貴さんプロフィール>
2020年1月にうるるに入社。現在は経営企画部で予実管理などを担当。

4歳と、去年12月に生まれたばかりの0歳の子どもの育児に奮闘中。
趣味は野球で、草野球チームに所属しポジションはセンター。

座右の銘は「終わるまでやれば終わる」

 

全国的にも事例が少なかった「オンライン株主総会(バーチャルオンリー型)」に向けた挑戦

この度は、Adventure Cup優勝という素晴らしい結果をいただき、ありがとうございます!
素直に嬉しいですし、やり切ることができたという達成感があります。

発表した内容は、2022年6月に全国的にも事例が少ない中で、うるるとしても初となる「オンライン株主総会(バーチャルオンリー型)」を事務局として運営したこと。

従来の株主総会は、会社法の規定で開催する際に物理的な場所を定める必要があり、バーチャルオンリーでの開催は難しいとされていました。

そんな中、2021年6月に国の制度が変わりました。
・遠隔地の株主を含む多くの株主が出席しやすくなる。
・物理的な会場の確保が不要で運営コストの低減を図ることができる。
・株主や取締役等が一堂に会する必要がなく感染症等のリスクの低減を図ることができる。
などといった効果を踏まえ株主総会の活性化・効率化・円滑化につながることからバーチャルオンリー株主総会の開催が可能となったのです。

このような状況を受けて、うるるでもオンラインで株主総会を開催することに。

うるるでも従来はリアル開催をしていましたが「来場しないと出席できない」「人によっては遠方からご足労いただく必要がある」など株主様にご不便をおかけしてしまう状況があることは課題に感じていました。株主様の利便性を向上させたいと思いが膨らんでいた中で、オンライン株主総会こそ解決策だと考え、挑戦することに決めました。

一言で言えば、今までオフラインで開催していた株主総会をオンラインで開催した、ということだけかもしれません。
でも株主総会は、株式会社における最高意思決定機関。
会社の基本的な方針やさまざまな重要事項の意思決定を行う場だからこそ、万が一失敗した場合の会社に対するネガティブインパクトは計り知れません

オンラインに切り替えるためには、新しく対応しなければならない要件が山積みでした。
例えばネット環境の確保や、途中で何かトラブルが発生した時の対策を考えておくこと。リアル開催の時には気にしなくて良かったポイントがいくつもありました。

開催場所が近隣のホテルから社内会議室に変わったのも、大きなポイントの一つ。
さらに総務が進めていたオフィスのレイアウト変更のタイミングとも重なってしまったため、常に想定していたことを超えてくるような事象が発生する日々でした。

でもその要件一つひとつと向き合って、山積みになった課題を解決していったことで、うるる初の「オンライン株主総会」を無事に開催することができました。

初めて「優勝」を掴んだ経験が、普段の仕事にも活きている

そんなオンライン株主総会の開催という課題と向き合う中で、「これはAdveture Cupにちょうどいいテーマなんじゃないか」と当初から感じていました。

株主総会事務局として当時所属していたIR室の仕事は、対外的な側面が多く、社内の人に対して普段どんなことをしているのかをアピールする機会はなかなかありませんでした。
そんな中でオンライン株主総会は、うるるの歴史上でも初めての挑戦ですし、どんな風に取り組んだのかということを分かりやすく説明すれば、みんなに理解してもらいやすいテーマなんじゃないかと思ったんです。

実は2022年12月に第二子が生まれることも分かっていたので、年明けすぐのAdventure Cupに向けては準備期間も重なって、大変になるだろうことは予想していました。
でも上司の内丸さんとも相談して、「大変かもしれないけど、やってみよう」ということになりました。

準備期間中、予想通りタイトなスケジュールの中で多忙を極めましたが、特に苦労したのは発表内容を削ること

社内のほかの部の方々にとっては株主総会という一見すると馴染みのないテーマを話すので、最初は細かいところまで説明したいばかりに、内容を詰め込み過ぎてしまっていました。
でも、聞いている人にとって分かりやすく、理解しやすいようにするためには、伝えたいポイントを絞ることも大切。


司会でもありプレゼンを指導してくださった松本さんやCCOの小林さんからさまざまなフィードバックをいただきながら、発表の直前まで見直して削り続けました。

結果として、発表内容が分かりやすかった、という声をいただいてとても嬉しかったです。
今まで前に出て発表して一番になった経験って、人生の中でほとんどなくて。
優勝という結果がなかったとしても、Adventure Cupを最後までやり切ったということ自体が、自分自身の糧になっていると感じます。

また、副次的な効果としては、仕事にも「何が伝えたいポイントかを考えて、情報量を絞る」ということが役立っています
実はこれまで社内チャットなどで「曽與島のチャットは長すぎる」というフィードバックをもらうことがあって。自分自身でも見返してみると冗長だな、と感じることがあったんですよね。

でもAdventure Cupを通して、文字量や情報量を削ることで、本当に自分の伝えたかったことがシンプルに見えてくることが分かりました。
この経験は普段の業務にももっと活かしていこうと思います。

成長し続ける姿がかっこいい。うるるにはそれを応援する環境がある

Adventure Cupに参加して本当に良かったと感じられるのは、周りの雰囲気のおかげもあると思います。

Adventure Cupの準備に追われる私を上長の内丸さんや経営企画部が属する経営管理グループのみんながサポートしてくれたり、真剣にフィードバックをくれる松本さんや小林さんのような方がいたり。


発表当日は、オフラインで参加しているメンバーが発表の間中私の目を見て真剣に話を聞いてくれて、オンラインで参加しているメンバーもSlackで盛り上がったり温かいコメントをすぐに送ってくれたり。

そんな挑戦した人を称え、応援するカルチャーがうるるには根付いています
応援が力になったから、私自身もAdventure Cupで一片の悔いもなく、やり切れたと今感じることができています。

そもそも成長することがなぜ必要なのかと考えると、変化するスピードの早い昨今の社会において、会社としても一個人としても対応し続ける必要があるからではないでしょうか

例えば、今回オンライン株主総会を開催したことで、うるるには「オンラインで株主総会を開催する」という選択肢が増えました。
結果として今後株主総会を行うにあたり、「オンライン開催」「リアル開催」もしくは「オンラインとリアルのハイブリッド開催」いずれのパターンでの開催も検討することができるようになり、状況の変化に対応しやすくなったことはひとつの成果だと感じています。

また、私個人で考えても、「オンライン株主総会の開催」という挑戦だけで終わらずに、「AdventureCupへのエントリー」という挑戦を重ねたからこそ、得られたものがたくさんあります。

「オンライン株主総会の開催」だけで終わっていても十分頑張ったと言えるかもしれません。
でも「Adventure Cup」にも挑戦したことで、自分自身の取り組みを客観的に振り返ると共に、さらに「今度同じようなことがあればこうしたい」「この経験を次につなげたい」と感じることができています。

このように成長し続ける姿を見せることができれば、個人としては「何かあってもこの人なら大丈夫だ」と周りから思ってもらえると思いますし、会社としても「この会社なら、変化に対応して何か起こしてくれるはず」と社会から頼りにしてもらえる機会も増えると思います。

うるるにはAdventureCupを含め、そんな社員の挑戦を応援する環境や機会が整っていると思います。
社員の方で「Adventure Cupに挑戦してみようかな」という気持ちが少しでもあるなら、自分の中で変にハードルを上げずに、ぜひ飛び込んでみていただくのが良いかもしれません。

チャレンジすることで、今まで見えなかった自分の新しい姿に出会えるはずですし、チャレンジをした人がいるということ自体が会社やチームにとって良い影響を与えるはずです。

私自身、今後はAdventure Cupの経験を活かしながら、現在の本業に全力を注ぎたいと考えています。
そして、いずれは会社に対して自分ができることの影響力をもっともっと上げていけるように次なる挑戦に取り組んでいきたいと思います。

Adventure Cupというかけがえのない機会を得ることができたこと、その中でたくさんの温かい応援や称賛のメッセージをいただけたこと、本当に感謝しています。
Adventure Cup優勝者の名に恥じないよう挑戦を続けて行きますので、これからもよろしくお願いいたします。

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