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2023/04/28

BPO事業のMVP、仕事のテーマは「想像と妄想」?【うるフェス2023受賞者インタビュー】

2023年4月に開催された「ULURU Ayers Rock Festival 2023」では、12名の社員が一年の活躍が認められ表彰されました。

今回は「BPO&シュフティ事業年間MVP」を受賞した河西翔太さんのインタビューをご覧ください。

<「ULURU Ayers Rock Festival 2023」について詳しくはこちら>

ー入社1年未満でのMVP。入社してから今までの仕事のスタンスを振り返る

2022年度BPO事業年間MVPを受賞したのは、BPO事業部東京クリエイティブ課の河西翔太さん。ディレクターとして、営業が獲得してきた案件の進行管理を一手に引き受けています。

<受賞理由>

入社一年に満たない状況でも、抜群のコミュニケーション力で、クリエイティブ内ではもちろんのこと、営業からも「やりやすい、スムーズに仕事ができる」と高い評価を得ました。また、顧客希望を実現するという姿勢や行動も高い評価の一因だと思います。
そして、誘われた飲み会はすべて参加、これもまたすごい。これらが今回の表彰理由です。

2022年6月にうるるに入社してから、自分が何ができるのか手探りな中で走ってきたという河西さん。仕事をどのように進め、1年足らずでMVPに選ばれるまでの成果を出すことができたのでしょうか?お話を伺ってきました。

<河西翔太さんプロフィール>
2022年6月にうるるに入社。以前は救急医療の災害分野で働いており、地震などの災害が発生した際は現地に同行し、医療チームの現地活動管理・調整等を行っていた。趣味は終わらない減量期(終わらせたい…)、特技はドラム、座右の銘は「楽するために楽をしない」。

学生時代に実施していたバンド活動での一コマ

ー入社して何も分からない中、努力を周囲は見てくれていた

この度はMVPという素敵な賞をいただき、ありがとうございます!
最初にMVPを知った時は、まず何よりもびっくりしたというのが率直な感想です。

去年の6月、うるるに入社しました。
ディレクターのような仕事は経験があったものの、BPO領域は全くの素人。
何もかもが分からないことだらけで、自分に何ができるのか、自分自身にも分からなかったし、周囲からも「この人は何ができるんだろう」と思われていたと思います。

そんな中で自分が心がけていたことは、「まず自分にとっても相手にとっても仕事をしやすい環境をつくろう」ということです。

うるるではリモートワークが可能ですが、私は入社してからほとんど毎日出社をしています。
一緒に仕事をしているメンバーも、週に1回以上は出社している場合が多く、オフィスで会えば自然と会話が生まれる状況です。
それが業務上の話であれ、雑談であれ、「自分がどういう人なのか」を知ってもらう機会の一つになっていたかなと思います。

例えば、相手の人となりが分からないと、なんとなく「相談しにくいな…」「いまこれを聞いても大丈夫なのかな」と迷う時間が生まれてしまいます。
迷う時間が1分であれ、この時間がお互いにもったいないと感じます。

まずは積極的にコミュニケーションを取り、「この人に相談してみよう」と思ってもらえる信頼関係を構築すること。
相談されることが増え、自分でもいま何ができるのかを知ることで、業務が進めやすくなること。
これらを通して、「仕事をしやすい環境」をつくれたことが、MVPにもつながる秘訣だったのではないかと思います。

もう一つ、仕事をする上で大切にしていることは、「想像と妄想」です。
想像は事実をもとにしていますが、妄想は事実を膨らませてみたり、「こうなれば顧客、社内メンバーにとってより良いのではないか」と、いつもとは違う動きをしたりすることです。

例えば、営業担当者が取ってきた案件に対して、いつもであればこういう進め方をするというパターンがあるとします。これはある程度決まったスケジュールや金額感など事実をベースにした想像。
でもそこで少し立ち止まってみて、「この会社に業務をお願いしたら、もっとコストが低く、納期も早められるんじゃないか。顧客の要望に対してこのやり方を提案したらより満足してくれるんじゃないか。ひょっとしたら次に繋がるかも。」と考えてみるんです。

もちろん仕事をする上で、確実性やスピードも求められます。
一方で、速さだけを追い求めてしまうと、視界が狭くなるな、とも感じます。
そのため、私は急いでいる中でも一度立ち止まって考える時間をつくることを大切にしています。

あくまでも妄想なので、うまくいけばラッキー、うまくいかなくても仕方ないという心持ちでいることができるのもポイントです。
私自身は結構メンタルが豆腐なので(笑)、うまくいかないとショックを受けてしまいがちなのですが、そこは「妄想だから仕方ないか」と切り替えるようにしています。

ーディレクターはマルチタスクの仕事と思われがち。でも…

他にも、仕事をする上でチャットの未読を5分以上残さないことも大切にしています。

それはコミュニケーションの観点から、なかなか返信が返ってこないと、相手を不安にさせたり、相談しにくい人だと思われたりするので、それを防ぐという目的もあります。
加えて、なるべく単純なタスクは素早く終わらせて、業務スピードを上げるという目的もあります。

ディレクターは、複数案件を同時に進行管理する仕事のため、「マルチタスクを遂行するスキルが必要」と思われがちです。
ただ、個人的には人間がマルチタスクを行うのはなかなか難しいという考え。
私自身もマルチタスクが得意な方ではないと自覚しています。

ではどうするかというと、シングルタスクをなるべく早く対応することで、マルチに積み重ねていくことが必要です。
チャットを返すということも、立派なタスクのひとつ。
なるべく溜めずに素早く対応することで、他のタスクに手をつけることができますし、相手の時間も自分の時間も大切にすることができると思います。
すぐに手を付けられないときは後で確認するね、だけでもいいと思います。

さまざまなタスクを同時並行的に進めているように見えても、実はひとつひとつのタスクはシンプルなことも。
しっかりと考える時間を確保するためにも、ルーチンワークや単純なタスクはなるべく早く片付けることが肝心です。

ーまだまだこれから。今後はディレクターのチームリーダーとして周囲にも目を配りたい

今回MVPを獲れたことに関しては、入社してからここまでやってきたことを評価していただけたという意味で、非常に感謝しています。

一方で、入社してからはまだ1年も経っていません。
まだまだ自分ができていないこと、見えていないこともたくさんあると思っています。
だからこそ、MVPに甘んじることなく、評価いただいた部分をベースの価値観としながら、これからはもっと自分ができることを増やしていきたいです。

今までは一人のディレクターとして、自分の案件と向き合ってきましたが、これからは既存案件対応のディレクターチームのリーダーとして、チームとしてどう業務に取り組んでいくかという視点が必要になります。
前職までは「個人」がベースの仕事が多かったため、チームとして仕事に向き合うのは新しい経験。
チームマネジメントなどを含めて、自分自身が新しいことに挑戦することに対して、非常にワクワクしています。

例えば、ディレクターという仕事は、営業などと比較すると、なかなか自分がやったことが数字として見えにくいといった面があるのかなと個人的には思っています。
そのため、同じチームのメンバーの成果が数字として見えるようになり、お互いにもっとやりがいを感じたり、メンバーが上げた成果に対して喜んだり、そんなチームをつくりたい。
これが私の今期のテーマでもあります。

いつも一緒に仕事を進めてくださっているみなさん、今回はMVPという素晴らしい賞をいただきありがとうございます!
これからもよろしくお願いします。

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