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2025/05/30

徹底した議論と密なコミュニケーションで、ユーザーファーストをチームで達成 【2024年おもてなし賞受賞者インタビュー】

去る4月、うるるは今年も『ULURU Ayers Rock Festival』を全社員参加のもと、開催しました。この場では各事業の年間MVPに加え、私たちの行動指針である「うるるスピリット」にちなんだ五つの賞の受賞者も発表されました。このうち、「おもてなし賞」に選ばれたのが、fondesk事業本部に所属する、岩崎真美(いわさき・まみ)さんです。

プライベートでは二児の母親として忙しい日々を送る岩崎さんですが、「仕事に打ち込む時間も大切にしたい」と話すとおり、妥協なき姿勢とユーザー視点を第一にした開発で、プロジェクトを成功裡に収めました。組織の潤滑油としても貢献を果たした岩崎さんに受賞の感想とそこに至るまでの葛藤、そして仕事への思いを聞きました。

▼岩崎真美プロフィール

2017年キャリア入社。fondesk事業本部 第2事業部 プロダクト課所属。職種はエンジニア。前職では業務委託としてクラウドソーシングプラットフォーム『シュフティ』の開発を担当。その経緯からうるるにジョインする。1回目の育休復帰後にfondesk事業本部に異動。2024年4月、2回目の育休から復帰。今に至る。

趣味 インテリアを眺めること、ゲーム配信の視聴

特技 クレーンゲーム

座右の銘 なんとかする

<受賞理由>
fondeskのクレジットカード本人認証対応プロジェクトにおいて、限られた期間内で計画を遂行し、スムーズな進行に大きく貢献。自身の役割を超えて必要な作業を迅速に進め、周囲をサポート。ユーザー影響を最小限に抑える方法を積極的に検討し、的確に実行されました。さらに、開発チーム全体の状況を把握し、適切な気遣いとサポートを提供。チームの円滑な運営を支えたその姿勢が称えられました。

円滑なプロジェクト遂行に寄与

受賞のきっかけとなった『クレジットカード本人認証対応プロジェクト』は、2人のエンジニアで進めてきました。日々突然発生するたくさんのタスクをみんなで協力して差配しながら、並行して開発を進めるのは大変なことでしたが、無事期限内に終えることができました。

開発メンバーは少ないものの、そのぶんお互いの状況を把握しやすく、誰がどの領域を得意としているのかも分かっているので、プロジェクトは分担して進めていました。私は眞下さん(眞下卓也 新卒第4期生・2021年入社)とペアを組んで開発を行ったのですが、普段は基本的に単独で業務を進める中、二人体制で進める経験を積め、チームとしてのナレッジも積むことが出来た点は、組織にとってプラスになったと感じています。

また、私自身、リーダーとして周囲を引っ張るよりもサポートに回るほうが好きなので、開発工程のなかでその性分を活かせた点は、個人的に良かったと思える部分でした。

公私の充実も、高品質なプロダクトも、良質なコミュニケーションが叶えてくれる

育休復帰後に携わることとなったこのプロジェクトは、私にとって仕事に打ち込む時間もまた大事であることを改めて実感できるものになりました。ただ、保育園のお迎えの時間に間に合うよう退勤しなければならないので、たとえば、システムトラブルが発生したときは残りたいけれど残れないもどかしさや、周囲に申し訳ないと思う心苦しさがありました。

仕事と家庭の両立には最適解が無いため、いまも悩みながら過ごしていますが、なるべく迷惑をかけないようにするため、普段からチームメンバーには家庭の状況や日々考えていることをいろいろと話すようにしているほか、「ありがとう」「ごめんなさい」「助かります」のように自分の気持ちを伝えることも大切にしています。地道なことではありますが、周囲とのコミュニケーションをしっかり図ることが、業務も人間関係も円滑に進める一つの方法だと思っています。

このプロジェクトを通し、ユーザーファーストをますます考えるようになりました。実際、どんな形で提供できれば、ユーザーさんにとって一番のためになるのかをみんなで議論したうえで実装することがチームに根付いています。機能として何を追加するのか、どこを改修するのか、あるいはしないのか、違う形は取れないのかなど、日々あらゆる可能性を模索しながら開発を進めています。fondeskが常にシンプルかつスマートなサービスであるのはその結果です。日々、チームメンバーから良い影響をもらっています。

今回のプロジェクトでも、ユーザーさんへの影響を最小限に抑えつつ期間内に完了するための工程をみんなで確認しながら進めてきました。ささいなことであっても、意見を求めれば一緒になって真剣に考えてくれるメンバーのおかげで、私も日々の成長を感じています。

受賞を弾みにますます良い仕事がしたい

おもてなし賞受賞の瞬間は頭が真っ白になったのですが、みんなに「おめでとう」と声をかけてもらううちに、だんだんと実感が湧いてきました。

同僚の眞下さんがステージで読み上げてくれた直筆のお手紙にも感動しました。受賞を嬉しいと思いながら、「賞をいただいてしまった」のような驚きもありましたので、これからも受賞者としてふさわしい仕事に徹し、自分に自信をつけたいです。今回の受賞をモチベーションにしながら、周囲から指標にしてもらえる人になれるよう引き続き頑張ります。

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