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2024/07/04

明確な目標設定と納得度の高い環境づくりで、事業とメンバーの成長に貢献【2023年度えんフォト&OurPhoto事業年間MVP受賞者インタビュー】

2024年5月に開催した『ULURU Ayers Rock Festival Special Edition ~ 感謝祭~』では、各事業の年間MVPが発表されました。2023年度えんフォト&OurPhoto事業年間MVPに選ばれたのは、莊 亞帆(そう・あはん)さん。昨年4月から、えんフォト事業部開発課の課長を務めています。

管理職になって1年目ながら、中期経営計画の達成に貢献する活躍をチーム一丸となって見せてくれた荘さん。その過程でメンバーの成長にも働きかけ、チーミングでも見事な成果を出しました。

中計達成のかかったこの年、どのような方針を立て、どのようにメンバーを動機づけ、結果につなげてきたのでしょうか。その顛末を語ってもらいました。

▼莊 亞帆プロフィール

2019年キャリア入社。えんフォト事業部開発課 課長として、組織マネジメント、プロジェクト管理を行う。このほか、エンジニアリング領域においてデータの分析、システム全般の信頼性維持活動(SRE)もしている。年間MVPは2021年に続き、2度目の受賞となった。

趣味 アニメ鑑賞、温泉旅行、ギター演奏

特技 ギター、ピアノ、バイオリンなどいろいろな楽器を弾けます。歌も得意です。

座右の銘 Step out of your comfort zone!(快適なところから、一歩抜け出そう!)

<受賞理由>

前期の最重要指標のEBITDA最大化に向けて、主体的に各種施策を立案し実行することで大きな成果をあげました。

またメンバー1人1人に合わせた1on1やプロジェクト推進のサポートを行い、えんフォト開発メンバーの成長に貢献したことが大きく評価されました。

EBITDA達成を、チームで目指すために

受賞者として名前を呼ばれたときはびっくりして、10秒くらいリアクションが取れませんでした。管理職の私ではなくメンバーが受賞するんじゃないか、と期待していた矢先のことでした。実は2021年にも年間MVPをもらっていたので、「まさか、また受賞するとは」という思いもあって、とにかく思ってもみないことでした。

実際、前期は自分でも頑張ったなって思っています。課長として、組織づくりと目標達成の両方を成し遂げなければならない1年だったのでとてもハードでしたが、自分も大きく成長することができました。成果を出せて、評価もしてもらえたことは本当に嬉しいです。

昨年度は中期経営計画の最終年度であり、「EBITDAの達成」という会社の目標に沿って、短期間で確実に成果を出す必要がありました。そのため、私たち開発課も中長期の事業活動に影響がないよう考慮しながら、短期で高い効果の見込めるプロジェクトに優先して取り組む計画を立て、これをもとに目標を設定しました。

さらには、この計画や目標に対するメンバーの理解や納得を取り付けないことには、チームとして最高のパフォーマンスを発揮できないと思ったことから、週に1回1時間の1on1を全員と行い、開発方針の認識づくりを図りました。

また、この場がメンバー一人ひとりの開発習熟度や目標の把握、「これからどのような業務を通して、何を目指したいのか」という展望を、ていねいにヒアリングする機会にもなったことによって、プロジェクトの完遂を目指すと同時に、メンバー自身も成長を実感できる取組になるよう意識しながらチーミングができたことは、とても良い経験になったと感じています。

その際に役立ったのが、去年参加した社内ワークショップの受講内容です。「納得度の高い環境をつくるには、自分のやりたいことや実現したいことと、事業上のミッションを重ねることが重要だ」という学びを実践できたことが、全員がモチベーション高くプロジェクトに向き合える大きな原動力になったと感じています。

目的をブラさず、成果を追求する

仕事をするうえで一番大切にしていることは、目標を達成するためにフォーカスするべきことを決め、リソースを分散させないことです。
メンバーからもよく、「これをやりたいです」「これをやるべきです」と提案を受けますが、「本当に、いまやることなのか」「これをやることによって目の前の目標達成につながるのか」を前提に答えを出すようにしています。
たとえば、「そんなに時間がかからないから」とGOサインを出したものが三つ四つと増えていったとしたら、「何をやっていたんだっけ?」という状況になりかねません。

人や時間、業務内容によっても重要度や緊急度は変わりますが、「1年でみたらそうだけど、直近3か月ではどうなの?」「事業部としてはそうだけど、会社全体でみたらどうなの?」という視点も交えながら、チーム全体で成果を出すために必要なことは何か、常に意識を傾けています。

加えて、課長になってからは、他の課との連携強化も意識するようになりました。現在、課長定例MTGを設け、事業目標を達成するための協力関係づくりにもコミットしています。チームが一枚岩になるには、自分たちだけでなく周囲を巻き込んでいく必要があります。

大きな力を出すのであれば、こうした連携はますます重要になる、と今期はなおさら感じているところです。

MVP受賞はメンバーのおかげ

課長になってからもMVPを受賞できたことを嬉しく思う以上に、周囲への感謝の気持ちが大きいです。1on1をはじめ、さまざまな場面でメンバーの価値観や目標に触れられたことで、自分もずいぶん影響を受けましたし、柔軟な思考を養うことができました。

課として最高のパフォーマンスを出せたのは、まさにメンバー全員の成長があったから。メンバー一人ひとりが緊張感を持って主体的に業務にあたり、自己成長しながら頑張る姿は、私の支えにもなりました。

みんなには心からのありがとうを伝えたいです。そういう意味では、このMVPは私一人ではなく、チーム全員でつかんだ賞だと思っています。

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