「台湾と日本の文化の違い」と「意思決定論」を学ぶ~2020年9月9日のうる水~
みなさん、こんにちは。うるる取締役の小林です。
なんだかんだで今期も半年を過ぎ(うるるは3月末決算)、時の流れのスピードに焦っている今日このごろですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今回もうる水の模様をブログにしてみましたので、是非御覧ください!
※うる水(すい)は、水曜夜(第二第四水曜)に実施している社内交流会(LT大会)です。お酒を飲みながら、寿司やピザを食べながら、ゆるい感じで実施しています。社外の方の見学もOKなので、興味ある方は是非見学に来てくださいね^^
▼うる水を知らない方はコチラ
目次
2020年9月9日(水)のうる水
定時を終え、この日は約25名の社員が参加をしてくれました。
乾杯の記念撮影をして、この日のうる水がスタートです♪
『自分が感じている日本文化と台湾文化の違い』
この日一人目のスピーカーは、台湾出身のエンジニアである蔡 易逹(さい いたつ)です。蔡は日本に住む中で感じた母国台湾と日本の文化の違いをLTにて語ってくれました。
▼蔡の紹介ブログ
さて、台湾と日本ではどのような文化の違いがあるのでしょうか?
まずは簡単な自己紹介。
「制県レベル」という、どれだけ多くの都道府県に行ったことがあるかを図るツールがあって、蔡のレベルはなんと164!
日本人である私・小林も普通の人よりは色々な場所に行ったことある方ですが、それでもレベル130でしたので、すごい数字だと思います。
そして何がすごいって、宿泊したことのある都道府県が多すぎです。(笑)
さて、ここからは台湾と日本の文化の違いについてのスライドです。
台湾もめっちゃすすりそうですが、これは日本文化なんですね。初めて知りました。
台湾では、ライスも麺も餃子もそれぞれが「主食」に該当するので、日本のようにこの3点セットは無いそうです。
日本人は何度も苦しめられたことのある「お通し」文化。
お通しが無い国の人からしたら「なぜ毎回頼んでもいない料理にお金がかかるんだろ?」と感じますよねぇ。
日本ではチップ制度が無い代わりに、こういうところでチップ的な出費が発生していたんだなと初めて感じました。
そしてさっきからスライドに出てくる、明らかに台湾人じゃ無さそうな方は誰なのでしょうか。(笑)
日本の満員電車もすごいですが、台湾のバイク通勤もすごいですね。
こけたら終わりですね・・・
ゴミ収集車に自分でゴミを放り込むそうです。この文化も大きく違いますねぇ。
文化の異なる2つの国に住んで見ることで、お互いの良し悪しも客観的に見えてくるでしょうし、新たな発見が沢山ありますよね。
「俺、日本大好きやで!」と豪語してくれて、日本人的には嬉しい限りです^^
尚、LT後のQ&Aでは、同じく台湾出身の財務経理部の張も参戦して、参加者の質問に答えてくれました。張くんも有難う!
※以下、実施後アンケートより抜粋
今まで知らなかった台湾の文化を知れて、スライドのイラストチョイスも面白くて、楽しみながら聴かせて頂きました!
蔡さんの明るい人柄や、台湾も日本もどちらも好きということがすごく伝わってくるLTでした!
日本での住まいに慣れた後、台湾に帰るとトイレットペーパーを流してしまうという話、クスッときましたw
いつもの蔡さん節が聞けて楽しいLTでした!!
うるるで一番うるさいメンバーに挙げてもらえるように、 次一緒にラーメン食べに行った時は、思いっきり啜らせていただきます!
どの国の出身でも、自分の当たり前が他国では当たり前じゃないことは当然あると思いますが、文化や国に限らず人に置き換えても同じことが言えると思っています。
自身の人生指標として持ち続けている「違いを認め合うことの大切さ」を改めて再認識できたLTでした!
『意思決定論(クイズ方式)』
この日2人目のスピーカーは執行役員の秋元。
秋元は本業の傍ら、東京都立大学大学院にてMBA取得に向けて勉学に励んでいます。
ただでさえ本業が激務なのに、そこに追い打ちをかけるかの如くのMBA。
がちでツワモノです。
そんな秋元は、大学院で学んでいる「意思決定論」について、クイズ形式にて分かりやすくLTを実施してくれました。
そもそもLTのテーマを意思決定にした理由は、ビジネス自体が意思決定の連続だからということ。
確かに、物事を企画する時、推進する時、人は大小あれど無数に意思決定をし続けていますね。
ともすると、ビジネスは意思決定が正しくできればスムーズに進むということになるでしょう。
意思決定の際に何かしらのバイアスがかかった意思決定になっていないか、その意思決定は確率論的に正しい意思決定なのか、などなど、意思決定というもの自体を深く理解していると結果的に日々の仕事も上手くまわりそう。
LTのメインであるクイズ自体の資料は公開NGで、ブログには出すことはできないのですが、大学院っぽく様々なケースを用いて、それぞれのケースでどんな意思決定が正しいのか、また何故その意思決定が成されたのかなど、詳細を語ってもらいました。
「失敗を再現させない」というフレーズが印象的でした。
昨今、時代や市況の移り変わりが激しく、狙って成功を掴むことは困難かもしれませんが、「失敗」をある程度防ぐことは意思決定論をきちんと理解していればきっとできるんだろうなと感じることができました。
ビジネスは感覚やセンスも勿論大事ですが、それと同じくらい知識も大事。知識があるのと無いのとでは大きく異なると思いますし、再現性も見込めません。
これを機により多くを学んでみようと心に決めた参加者もきっと多かったのではないでしょうか。
※以下、実施後アンケートより抜粋
10分で収めるのが惜しいほどのクオリティが高い(同時に難易度も笑)LTに秋元さんの普段からの継続的な努力と知識の深さを改めて感じました。
意思決定論は心理学の類だという話もありましたので、メンタリスト秋元さんとしてメンターよろしくお願い致します!笑
抽象的だった意思決定の考え方が少しクリアになりました!
ありがとうございました!かなりハードとのことですが、MBAのお話今度お伺いしたいです。
意思決定のお話勉強になりました!
働きながら勉強される姿勢がとってもアメリカンですね。
意思決定のマネジメント、読んでみます。
最後に、コロナ禍恒例の、スピーカーオンライン写真撮影でこの日のうる水も終了です。スピーカーのお二人、有難うございました!!