【うるるメンバーストーリー】社内外問わず、嘘偽りのない正直な姿勢を大切に
皆さん、こんにちは!採用広報部の神崎です。
今日から12月ですね。「師も走る師走」とはよく言ったものですが、皆さん2020年ラストスパートをかけて、お忙しい日々を過ごされているのではないでしょうか?
大詰めを迎える時期だからこそ、より体調管理を徹底したいものですね。
さて、うるるのメンバーの「想い」を、より多くの方に知っていただくための企画【うるるメンバーストーリー】、今回は私・神崎が、NJSS事業本部 カスタマーサクセス課の栗原をオンライン取材してきましたので、どうぞ最後までご覧ください。
まずは、簡単に栗原のプロフィールをご紹介いたします。
▼栗原 博晃(くりはら ひろあき)
・2017年 8月入社
・NJSS事業本部 営業部 カスタマーサクセス課所属
・小学校6年生と小学校4年生のお子さんを育てるパパ
・ゲーム(マリオカート)/ 将棋 / トランプなどなど、息子さんと勝負をするのが好き
・娘さんが話す最近の若者言葉に困惑する日々(ピエンを超えてパオンなど)
・現ヤクルトスワローズ / 元楽天イーグルスの某選手に激似と噂のセールスマン
・お酒を飲むことが好きで、最近はウイスキーにはまっている
・最近の悩みは、夜ご飯を食べすぎると胃もたれを起こすこと
目次
初めて出会った、社会課題の解決に向き合う会社
大学卒業後、私はホテル業界で6年半務めていました。一言でホテル業界と表現しても様々ありますが、私が選んだのは会員制ホテルを展開している会社でした。元々、接客の仕事が好きだったこともあり「質の高いサービスとは何だろう?」ということを考えた際、まずホテル業界が頭に思い浮かんだんですよね。その中でも、会員制であればリピートして頂くことがまず必要となるため、より質の高いサービス提供が必要になると考え、その道を選んだという背景があります。
面白さを感じながら働いてはいたものの、今後のキャリアを見つめた際、他の業界で自分の力を試した方がいいのではないかと考えるようになり、当時担当していたお客様の繋がりもあって保険業界に転職しました。計5年ほど保険業界で働き、生命保険・損害保険など複数の保険を扱ってきましたが、想像以上に勉強が必要な業界だったなと今振り返ると感じます。そのバックグラウンドにある社会保障をまず理解した上で、万が一のことがあったらどんな保障が受けられるのかまで知っていないと提案ができないため、最初のうちは苦労しました(笑)。
そんな私は2017年の夏、うるるで働く保険会社時代の先輩に声をかけてもらったことをきっかけにうるるへ入社しました。初めてうるるのコーポレートサイトを目にした時、非常にインパクトを受けまして「社会課題の解決に向けて取り組んでいるこの企業は、何業界の企業と言うのだろう…?」と、思った記憶が残っています。(後にうるるはIT企業だと分かりました。笑)
面接を受ける中で終始一貫して感じていたこと、そして入社の決め手となったことは「面接官の人柄の良さ」です。面接を終える度に入社したいという気持ち、お礼を言いたくなる熱い気持ちが込み上げてきて、面接官一人ひとりに手紙を書いて会社のポストに入れていました。「物腰柔らかなフランクな人が多い会社だな」「この会社で働けたら楽しいんだろうな」と、面接を通じて感じており、迷わず入社を決めたのが早3年以上前のことです。
ポリシーは「包み隠さず正直でいること」
現在は、「入札情報速報サービス NJSS(エヌジェス)」を扱うNJSS事業本部のカスタマーサクセス課にて、更新セクションのリーダーを担っています。カスタマーサクセス課では、NJSSをご契約頂いているお客様のフォローを行っているのですが、課の中で2つにチームが分かれています。一つがオンボーディングセクションと呼ばれる、新しくNJSSをご契約頂いたお客様の導入支援を行っているチーム、もう一つが私の所属する更新セクションと呼ばれる、契約満了日に向かってお客様に更新して頂くこと、及び更新後のフォローを行うチームです。
日々、様々なニーズをお持ちのお客様とコミュニケーションをとる中で、私が大切にしているポリシーとしては「正直でいること」です。これはうるるが大切にしている価値観 ”うるるスピリット”の一つである、『うそをつかない、悪いことをしない』にも通ずる話かもしれません。デメリットはデメリットでお客様へ伝えるべきだと思っているんです。お客様にとって不利益なことであればそれは伝えるべきだと考えています。ごまかそうと思えばごまかせることって世の中にはあるじゃないですか?でもそんなことはしたくない、誰に対しても包み隠さず正直でいたいというのが、昔から大切にしていることだったりします。何より、私そんなに器用じゃないんですよね(笑)。隠し事ができないと言いますか。
また、ホテル業界で働いていた時に先輩に「かゆいところに手が届くのが営業だ」と言われたことがありまして。お客様の立場になって「これもプラスαとしてあったらいい情報なんじゃないかな?」と、検討し易い材料を集めて提供することは今でも心がけていることですね。金額面だけではなく、検討に必要な準備を一緒にするイメージです。
自身が感じたサポートや嬉しさを、メンバーへ還元する
今後、カスタマーサクセス課の一員として取り組んでいきたいこととしては、自分達だからこそ理解している情報・キャッチできる情報を、他の課へ還元できる仕組み作りです。
カスタマーサクセス課は、NJSSユーザーのお客様と最も接点を持つ部署なので、言い換えると最もユーザーの声をキャッチできていないといけない部署です。この前提がある上で、ユーザー企業の声をキャッチしきれているのか?と問われると、まだまだ完全ではないと感じています。仮にキャッチしていたとしても、それをNJSS事業本部の他の課に対して発信し、各課にとって有益な情報連携を行えているかと問われると、こちらもまだまだだと思っています。大所帯の部署だからこそ、情報連携の数と質をあげていかねばと考えています。
「今後、自分がやるべきこと」でいうと、自分がこれまで先輩や周囲のメンバーにされてきて嬉しかったことを、今度は自分が還元していくこともその一つかなと思っています。
うるるには、部下の背中を見てくれる文化があると思っていまして。失敗を責めずに振り返りに時間を取ってサポートをしてくれたり、顔色の変化に気付いて声をかけてくれたり、「見てもらっている感」と言いますか。これが嬉しかったですし支えられてきたなと思っています。また、挑戦すること・年齢や社歴問わず発信することを良しとする文化の会社でもあるのがうるるかなと思っています。色々な意見を聞いてくれるし、発信も大歓迎な雰囲気がある会社なので、前向きに物事を考えようと思えるんですよね。そんな、自分がこれまで感じてきたこと・助けられてきたことを、今度はチームのメンバーへ返していきたいと思っています。
子供たちの未来にとって、プラスとなる経験を
こういったことを考えながら日々仕事に取り組む中で、視野が広く視座の高いビジネスパーソンになりたいと思っていますし、なるべきだなと思っています。現場レベルでの目線のみではなく、ということですね。管理職に上がるということも足元目指していることではありますが、自分もそんな人間になって、いつかこういった話を子供とお酒を飲みながらできたらいいなぁというのが夢だったりします。ちょっと親父臭いですかね(笑)。
少し話は逸れますが、私は小学生の子供が2人いまして。この子たちが社会に出る頃って、私が社会に出た時と比べて非常に厳しい環境だと思うんです。
人口減少という日本の抱える問題もありますが、もっと日常的に感じる面でいうと様々な情報が入りやすく、それに振り回されやすい環境だと思うんですよね。自分の中で芯となるものを持っていないと、いかようにでもブレるというか。そのため、親として自分の経験が少しでも子供たちにとってプラスになったらいいなと思っています。
働く上でベースとなる姿勢であり、立ち返る言葉
うるるが大切にしている価値観 ”うるるスピリット”の中で、私が一番好きな言葉が『当事者意識を持って、納得して働く』という言葉です。入社当時は、『うそをつかない、悪いことをしない』が一番好きだった記憶があるのですが、あるタイミングで「栗原さん、言いたいことがあるなら言った方がいいよ、うるるは納得して働く会社なんだから」と言われたことがありまして、そこからこの言葉の大切さを感じるようになりました。
自分ごととして考えないと深くまで思考を回さないと思いますし、「どんなことが起きているから、何をどうしないといけないのか」という発想まで辿り着かないと思うんですよね。また、『納得して働く』という言葉って、シンプルな言葉でありながら凄く深いと私は感じています。自分が納得するためには、人の意見を聞いたり自分の意見を述べる必要がありますよね?短い文章ではありますが、仕事の姿勢を表す本質的な言葉だと思いますし、一緒に働く仲間もここから外れている人はいないなと感じています。
人間であれば、疲れが溜まったり上手く物事が進まず気分が晴れない時ってあると思います。そんな時に、立ち返る言葉として胸に刻まれていればきっと前進すると思っていまして。「自分はコレに納得しているのかな?」「皆は納得しているのかな?」と立ち止まって考えることができる言葉だなと感じています。
「何をもって納得なのか」というのは、人によって尺度は異なると思っています。そのため、独りよがりではなくその人それぞれにあわせた「納得」までの対話が必要であり大切だなと同時に感じています。
編集後記
「正直でいること」「自分がしてもらったことを周囲に還元すること」、この2つの言葉が印象に残った今回のインタビュー。これらは当たり前と言われれば、当たり前なのかもしれません。ただ、それを体現し続けようという意識が、日々の栗原の言動に表れているんだろうなと感じました。
リモートワークが推奨される今、私はごく稀にオフィスに出社しており、自席近くに誰もいない環境で仕事をしていることがあります。そんな時、いつも声をかけてくれるのが栗原です。もしかしたら、これも自身が他のメンバーにされて嬉しかったことの還元なのかもしれないなと思い、温かい気持ちになりました。
そんな栗原の人柄が、読者の皆さんへお伝えできる記事になっていたら嬉しいです。
次回の【うるるメンバーストーリー】も、どうぞお楽しみに!