• MEMBER

2026/7/14

キャリアを決めない選択。期待された場所で期待を超え、変化を恐れず進んでいく【ココロ動く、私のモメンタム】

みなさんこんにちは。人事部の神崎です。
熱量の高いフィールド形成を実現するための“「内発的成長モメンタム」の醸成”促進企画、第8弾です。

◆本ブログについて

本ブログは、「内発的成長」を続けるメンバーへのインタビューを通じ、「【統合報告書2025解説】「人の成長=組織の成長」を加速させる次なる一手」において掲げた、“「内発的成長モメンタム」の醸成”を促すことを目的とした連載企画です。

今回は、2025年にM&Aを経てうるるグループに加わった株式会社横浜綜合写真へ、副社長として出向している杉原和樹さんにインタビューしました!

入社後、複数回の部署異動を経験し、現在はこれまでとはまったく異なるM&A先の環境で、うるると株式会社横浜綜合写真をつなぐ役割を担っています。会社から期待された場所で力を尽くしてきた杉原さんのキャリア観と、新しい環境を前向きに楽しむ原動力に迫ります。

【プロフィール】
◆杉原 和樹(すぎはら かずき)

・2019年4月入社
・えんフォト事業本部へ配属され、入社年度にえんフォト事業本部MVPを受賞
・その後Govtech事業本部(旧NJSS事業本部)への異動を経て、再度えんフォト事業本部に所属
・2026年4月より株式会社横浜綜合写真へ副社長として出向中
・趣味はサウナ
・休日に家族でテニスをすることも最近の楽しみ

会社と会社の間に立つ。M&A先の副社長という役割

――まず、杉原さんの現在のお仕事について教えてください。

現在は、2025年9月にうるるグループにグループインした株式会社横浜綜合写真(以下、YSS)へ、副社長として出向しています。

YSSは、首都圏の小・中・高等学校向けに写真撮影や卒業アルバム制作を行っている会社です。うるるが提供する、幼稚園・保育園向け写真販売システム「えんフォト」や卒業アルバム制作システム「えんアルバム」との連携を図ることを狙いグループインした背景があります。これによりYSSが有するネットワークを活用し、小学校などへのサービス展開を加速させることで、「えんフォト」「えんアルバム」の業績拡大を目指してまいります。

YSSでは、主に二つの役割を担っています。一つは、うるる本社の要望とYSS側の意見をつなぎ、双方の間を調整すること。もう一つは、2030年の目標達成に向けたプランを考え、施策を実行していくことです。

うるるとYSSでは、それぞれ異なる歴史の中で、独自の仕組みやカルチャーを築いてきました。そのため、うるるのカルチャーをそのまま伝えるのではなく、背景や目的を説明しながら、YSSがこれまで大切にしてきた考え方や現場の状況も踏まえて調整する必要があります。

例えば、「この業務効率化ツールを導入しましょう」といった話も、導入することだけを求めてしまうと、YSS側には親会社からのトップダウンの要請として受け取られてしまうかもしれません。

そうではなく、「なぜ今必要なのか」「導入することで何が変わるのか」まで説明する。うるるの仕組みやカルチャー、制度を理解しながら、YSSの考え方や現場の状況も近くで見ているからこそ、双方の意見をくみ取り納得できる形へ落とし込めると思っています。

そこは、うるるから出向している副社長だからこそ担える部分が大きいのかなと

その上で、両社が持つ強みをどのように活かし、うるるグループが掲げる2030年3月期から2032年3月期 の目標達成につなげていくのかを考え、実行していくことも僕の役割です。

 

 

――うるるがM&Aをした会社へ、副社長や役員クラスとして出向するのは、今回が初めてですよね。就任が決まったときは、どのようなお気持ちでしたか?

もともと「役職は自分で決めていい」と言われていたので、僕は「社長室をつくっていただいて、そこの室長がいいです」と伝えていたんです。

ところがその後、YSS側から副社長を提案していただき、うるるの経営会議を経て就任が決まりました。それを聞いたときは、チャンスをいただけて素直に嬉しかったです。

通常であれば、営業部長・事業部長・執行役員というように進んでいくじゃないですか。こうしたステップを踏ませる訳でもない決断をするって、うるるって面白い会社だなと感じました。

▲社内ピッチイベント「アドベンチャーカップ」にファイナリストとして出場した際の杉原

業界の慣習を変える。YSSとえんフォトが生み出す可能性

――YSSとえんフォトの強みを掛け合わせることで、どんなことができると考えていますか?

業界が抱えている課題を、これまでとは違う方法で解決できるんじゃないかと思っています。

例えば、修学旅行に同行するカメラマンの問題です。近年、ホテル代や交通費の高騰や、カメラマンの高齢化により、これまでの「学校の地元の写真館からカメラマンが同行する」という方法ではコスト負担が大きく、撮影を続けることが難しくなっています。

ただ、修学旅行先の地域で活動するカメラマンに撮影を依頼できれば、宿泊費や長距離の交通費を抑えられます。卒業アルバム制作や撮影に特化してきたYSSの強みと、えんフォトの強みである各地域で活動するフォトグラファーのネットワークを掛け合わせれば、これまで撮影を続けることが難しかった学校でも、長距離の交通費や宿泊費を大幅に抑えながら子どもたちの思い出を残せるようになります。

また、「横浜綜合写真」という社名も一つの強みになると思っています。横浜へ修学旅行に来る学校に対しては、「横浜の写真会社なんですね」と理解してもらいやすい。

それぞれが持っているものをうまく活かすことで、従来の「地元の写真館が旅行先まで同行する」という形に限らず、撮影を続けられる方法をつくれる。そういう意味で、業界の慣習を変えられるスタートラインに立ったと思っています。

▲模範的なリーダーを表彰する「シナプスアワード」にてチームメンバーと・写真中央

キャリアは決めなくてもいい。期待された場所で期待を超える

――M&A先という、これまでとはまったく異なる環境に入るにあたって、不安はありませんでしたか?

会社を信じている気持ちが大きいので不安はあまりなかったです。

新しい役割を提案されたということは、会社が「ここで活躍してほしい」と考えてくれているということ。将来的にも、自分にとってプラスになる機会なんだろうなと受け止めています。

特に、うるるが用意してくれた機会なら「じゃあ、ついていこう」と思えるし、その場所で期待を超えることに力を注ぎたいと思っています。

こう考えるようになった背景には、前職で異動を断り、後悔した経験があります。それ以来、自分が希望する部署や役職にこだわるよりも、会社から求められた場所で期待に応えることを大切にするようになりました

特定の部署や役職を目指すこと自体はいいと思います。ただ、細かく決めすぎると、自分の可能性を狭めてしまうかもしれない。異動するたびに、気持ちをつくり直すことにも時間がかかります。

一方で、「期待に応える」「期待を超える」という軸なら、どの部署にいるかは関係ありません。異動が決まったら、「どんな準備をしよう」「どんな知識を身につけよう」と、すぐに動き始められる。気持ちの切り替えが、ほとんどいらないんです。

▲家族旅行で石垣島に訪れた際の一コマ

変えられないことに悩まず、変えられることに全力を注ぐ

――環境が変わるとき、杉原さんはどのような考え方を大切にしていますか?

実は僕にとって、環境が変わることは、それほど特別なことではないんですよね。

幼い頃から転校が多く、幼稚園から中学校までは、入学した学校と卒業した学校がすべて違います。前職の人材派遣でも、お客さま先への常駐などでいろいろな職場を経験しました。

僕が大切にしているのは、自分の力で変えられないことに、時間や気持ちを使いすぎないことです。変えられないものは諦めて、変えられるものに全力で投資したほうがいいと思っています。

例えば、修学旅行で沖縄へ行くと決まっているのに、「北海道へ行きたい」と言い続けても、それって生徒一人の発言で変えられるものではないですよね。それなら、荷物を準備したり、沖縄でどこを観光するか調べたりしたほうがいい。

時間の使い方や精神衛生を保つことは、すごく大事です。チームや会社、家族のためにも、自分をできるだけいい状態に保つようにしています。

▲「思い出」領域を扱う、えんフォト・OurPhoto・YSSメンバーが集合

仲間とともに、うるるをさらに先のステージへ

――今後、うるるでどのようなことを実現していきたいですか?

うるるは、自分が想像していた社会人像よりも、はるかに先まで連れていってくれました。

だから今度は、自分の力でうるるをさらに先のステージへ連れていきたいと思っています。

ただ、それは自分一人の力だけで成し遂げられることではありません。やりたいことが大きくなるほど、自分の部署だけでは完結しなくなる。YSSの取り組みにも、すでにさまざまな部門の人たちが関わってくれています。

僕自身の仕事に対する価値観も、少しずつ変わってきました。以前は、競い合って自分が勝つことや、個人として成果を出すことに楽しさを感じていたんです。

でも最近は、誰かが成果を出して喜んでいたり、メンバーが楽しそうに仕事をしていたりすることのほうが、うれしいと感じるようになりました。年齢を重ねたことや、マネジメントをするようになったことも影響していると思います。

これからは、部門を越えてさまざまな人と連携しながら、一緒に大きなことを実現していきたいです。

そのためにも、いろいろな人と仕事をする中で信頼を積み重ね、「杉原が言うなら、一緒に挑戦しよう」と思ってもらえる存在でありたいですね。

この記事をシェアする

Twitter

Facebook

LINE

RELATED ARTICLE

関連記事

©ULURU CO.,LTD. All rights reserved