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2026/5/25

自分と関わる人のために、いま何ができるのか――「他者のために」という究極の利己で、周囲を巻き込み、組織を活性化に導いていく【2025年MVE受賞者インタビュー】

去る4月に開催された『ULURU Ayers Rock Festival』では、今年も各事業の年間MVPに加え、「うるるスピリット」にちなんだ五つの賞、そして今回新たに加わった「新人王」の各受賞者が、全社員の前でその功績をたたえられました。

「何かしらで選ばれたいと思っていたので、率直にすごく嬉しかったです」。そう話すのは、Govtech事業本部 セールス部 セールス2課の藤原千耀(ふじわら・ちあき)さん。

組織のエンゲージメント向上に最も貢献した人に贈られる、MVE(Most Valuable Engagement)の受賞者です。

「持続可能性のある組織とは何か」という問いに対する答えを見つけるべく、2024年夏にセールス部内で立ち上がった「イキイキプロジェクト」。その中心で誰よりも能動的に動き、風土改革をけん引したのが、当時入社2年目の藤原さんでした。

セールスという職種柄、目の前の数字に対する葛藤はつきもの。成績に一喜一憂しがちな環境だからこそ、誰もが明日を向いて、モチベーション高く向き合い続けられる強い組織づくりのために、ひと肌も二肌も脱ぎ続けてきました。

周囲に前向きな影響を与え続ける取組の全容と、彼が「他者のために」頑張り続けられる情熱の源泉に迫ります。

▼受賞者プロフィール

藤原千耀さん:2023年新卒入社。Govtech事業本部セールス部 セールス2課所属。「官公庁入札に関する課題解決」をテーマに、新規顧客へ向けてさまざまなソリューションを提案。インサイドセールスチームから引き継いだお客さまに対し、商談から受注までを一貫して担当している。

趣味 アカペラ、トライアスロン、キャンプ、ジムに行くこと
特技 お酒を美味しく飲むこと。うたはうまくないのですが、音感だけはあるのでハモることはできます。
座右の銘 置かれた場所で咲きなさい。
「まずは降り立ったその場所で思いっきり頑張ってみよう」という考え方が好きで、大事にしています。

受賞理由

「イキイキプロジェクト」の牽引役として、組織の雰囲気作りやエンゲージメント向上に多大なる貢献をされました。セールス部や社内PJで自ら能動的に動き、発信や取りまとめを継続する姿勢は、まさに良い風土を創り出す源泉です。多忙な中でも周囲へ前向きな影響を与え続けるその主体性は、全社の模範であり賞賛に値します。

手探りから始まった「イキイキプロジェクト」の軌跡

――MVE受賞、おめでとうございます! 組織づくりや社員のエンゲージメント向上に貢献したことが評価されました。ご自身はどのように受け止めていますか。

「うるるで働く」と、自ら決めて入社したからには、一緒に働く誰もがより気持ち良く過ごせる組織づくりに貢献しようと日々意識してきたので、そこを評価してもらえたことが純粋に嬉しいです。自分の目指す状態を実現できつつあることに、「ここまでやってきてよかったな」と感じています。

――プロジェクトを動かすなか、苦労した点はありましたか。

メンバー一人ひとりの業務量が違えば、仕事に対する考え方も、性格や相性も違います。そんな「何もかもが違う40人」を前に、セールス部として進むべき方向性を定義することが、ものすごく難しかったです。しかも、当時の僕は新卒2年目で、セールス部に異動して間もない立場。組織の状態をまだ十分に把握していないなか、手探りで進めていく不安も小さくはありませんでした。

――改めて、プロジェクトにおける具体的な取組を聞かせてください。

まずは現状を知るために、定期的なアンケートの実施、全課を回ってのヒアリング、他部署からの意見集めを行いました。そのうえで、イベントの企画運営をはじめ、「メンバーの頑張りの可視化」を目的に、お互いに感謝を伝え合えるフォームの作成、部内MVP表彰の刷新に取り組みました。

さらには、部のメンバーをプロジェクトメンバーが紹介する“他己紹介”も企画しましたし、現在はセールス部全体の動きを常時把握できるポータルサイトも動き出しています。このほか、横軸のコミュニケーションの活性化を目的に、各課から「AI推進メンバー」を募り、一緒に取組を行いました。

――活動にあたり、どんなことを意識していましたか。

「エンゲージメントの向上」は抽象的であり、成果が表れるのにも時間がかかります。だからこそ小さな変化に目を向け続けようと、毎日、毎週という細かな時間軸で、部の状態を計測し続けました。

さまざまな施策を同時に走らせてもいたので、細かく変化を追うことで成功ポイントと課題の整理が進み、根拠を持って推進できる土台をつくることができました。

プロジェクトメンバーが先頭に立ってモチベーション高く働く姿が、周りに好影響を与えたことも大きく、結果としてプロジェクトの方向性を多くの人に賛同してもらえました。

見返りを求めない姿勢が、人を動かし、組織を変えていく

――セールスの仕事もこなしながらプロジェクトもけん引し、大活躍でしたが、「他者のため」に動いていて、疲れることはありませんか。

そんなことはありません。同じことを周りからもよく言われますが、僕は見返りを求めていないんです。自分がどんなに頑張っても相手のことを100パーセント変えることなんてできないと分かっているからこそ、人のため、部のため、会社のためという純粋な気持ちで動けるのだと思います。

これは、ただの自己満足かもしれないし、もしかしたら究極の利己とも言えるかもしれません。それでも、相手のことをできる限り理解し、相手のために働きかける。それが自分にとって楽しく心地いいことだから取り組めています。

――「イキイキプロジェクト」は、次の人にバトンタッチするそうですね。

そうなんです。嬉しいことに「みんなが頑張ってくれているから、自分も貢献したい」と手を挙げてくれる人がいたので、続きを託すことになりました。セールス部の中にもプロジェクトの中にも解決しなければならない課題がまだまだありますが、それを指摘するに留まらず、自ら変えてみようという気概を持って引き継いでくれることが、胸にグッときます。これからはサポートとして主要メンバーの手助けができればと考えております。

――藤原さんのように、人のために全力で何かに取り組みたいと思っている人は、きっと多いと思います。もっともっと掘り起こしていきたいですね。

普段仕事をしていて思うのは、「こんなに相手のことを考えて動ける人たちがいるんだ」ということです。入社当時も僕が何かを質問すると、先輩方が手を止めて分かるまで教えてくれました。そのとき、「なんて温かく、ありがたい環境にいるんだろう」と感動したものです。

僕と同じような経験や想いを持っている人は社内にたくさんいるはずです。だからこそ、その人たち全員が表舞台に立ち、日々の取組が称賛される文化を社内に根付かせていきたいです。その先頭に僕が立って……と言ったらおこがましいですが、その姿を見て心が動かされ、同じように動く人が増えていったらいいなと思っています。

誰もがイキイキと輝き、外部からも称賛される文化を創りたい

――「組織をもっとイキイキさせられないか」と悩んでいるマネジャーに向けて、アドバイスをお願いします。

プロジェクトをとおして一番手応えがあったと感じているのは、一人ひとりの良いところを見つけて、言葉で伝えることでした。いろいろな取組をする中で、メンバー同士から生まれる感謝や言葉を受けて「とても励みになった」という声も、たくさん届きました。思えば、僕の上司もメンバー一人ひとりをじっくり見て、「〇〇を頑張ってくれて、ありがとう」と言葉で伝えてくれる人です。

組織が活性化するスタートラインは、誰かの良いところを見つけて言葉にし、感謝を伝えること。シンプルですが、これが最も大切なことだと実感しています。

――仕事において大事にしていることを教えてください。

「他者のために」の気持ちです。お客さまや働く仲間に限らず、「自分と関わる人のために、自分は何ができるんだろう」という意識で、この3年間過ごしてきました。

その原点にあるのは、両親の存在です。見返りを求めず何もひけらかすことなく、ただただあたりまえに人のために行動をする姿をずっと見て育ってきたことが、いまの自分を形づくっているのだと感じています。

――今後の意気込みを聞かせてください。

この3年間走ってきたことを表彰という形で評価してもらえて、本当にありがたいです。とはいえ、会社のためにもっともっと貢献したい気持ちは尽きません。ただ、上司からは「何でも引き受け過ぎて、パンクしないように」と心配されているので、そのバランスに気をつけながら、これからも全力で頑張りたいです。

――今後のうるるをどんな会社にしたいですか。

「あの会社で働いているの!? いいなあ!」って周囲からうらやましがられるような、社員の誰もがイキイキと働いている会社にしていきたいです!

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