去る4月に開催された『ULURU Ayers Rock Festival』では、今年も各事業の年間MVPに加え、「うるるスピリット」にちなんだ五つの賞、そして今回新たに加わった「新人王」の各受賞者が、全社員の前でその功績をたたえられました。
このうち、初代「新人王」に選ばれたのが、BPO事業本部 BPO事業部 セールス課 Co-Creationチーム沖村美唯捺(おきむら・みいな)さんです。
新卒1年目ながら誰もが称賛する受注実績を叩き出した快進撃の裏にあったのは、意外なほどのストイックさと、自らを常に省みる謙虚な哲学です。「新人王を取りたい」と事業部内で公言していたという沖村さん。その称号を手にしたいま、次はどのような景色を目指していくのでしょうか。
▼受賞者プロフィール
沖村美唯捺さん:2025年新卒入社。営業職として、BPO事業部 セールス課第一アカウントマネジメントチームに配属され、BPOのメインサービスである、入力、スキャン、印刷、発送、事務局代行に関する反響営業を担当。2026年4月、同課Co-Creationチームに異動。現在は、うるるBPOの新サービス『CSerBPO』の営業担当として、SaaS企業のカスタマーサクセス代行や、業務プロセスそのものを包括的に受託するBPaaS領域の新規商談の創出、提案作成、受注に至るまでの一連のプロセスを網羅的に担っている。
趣味:格闘技観戦、野球観戦、定食屋さん巡り
特技:しいて言うなら…いい感じの飲食店を見つけること
座右の銘:女は度胸。
受賞理由
受注・売上・粗利の全項目で大幅達成を記録し、100万円超の大口案件を5件獲得。入社時の懸念を払拭し、今やBPOに欠かせない「若きエース」へ成長しました。新規受注の決め手第1位(69%)が「営業対応の良さ」という驚異の数字を誇り、顧客と社内の双方から絶賛される“天然の人たらし力”で、組織を牽引する圧倒的な活躍です。
徹底的に数字を追いながら、お客さまによりそい続ける
――受賞者発表のトップバッターが新人王でした。名前が呼ばれたときは、どんな気持ちでしたか。
自分のことだと実感が湧かず、どのタイミングでステージに向かえばいいのかも分からなくて困っていました(笑)。さらには、今期から異動したのもあって今のチーム名が耳慣れておらず、昨年度まで所属していたメンバーが受賞したんだ、と思い込んでいました。
――ステージに立ったときのことを覚えていますか。
緊張しているつもりはなかったのですが、何を話したのか、よく覚えていません。自分の声が震えているように聞こえることを気にしていたように思います。どこか冷静ながらも、あの場の雰囲気に飲み込まれそうになっていました。
――受賞理由を読み返し、改めて意識して取り組んだポイントを聞かせてください。
一つは、「数字への執着」です。これは、営業チームの中でもトップレベルで意識していたと思います。私は、過程よりも結果を圧倒的に重視するタイプです。結果がついてこないと過程を全否定してしまうくらい、こだわりが強いんです。シンプルに「負けず嫌い」というのもありますが、とにかく結果を出さなければ、という思いが常にありました。
そして、もう一つは「お客さまによりそう」ことです。数字への執着とは相反するようにも見えますが、桶山さん(うるる副社長 兼 うるるBPO社長 桶山雄平)がよく口にする「提供する価値に見合った値付けをしなければいけない。価値があれば、高くても買っていただける」という言葉を意識しています。お客さまによりそい、提供できる価値に応じた金額をいただく。それがお客さまにもご納得いただける誠実な対応になるのだと考えています。
――うるるBPOが提供するサービスは、同業他社の中でも価格を高く設定しています。これはクオリティの高さゆえのことですが、それをお客さまにご理解いただくために、どのようなアプローチを心がけていますか。
ヒアリングをていねいにすることです。お客さまの課題はもちろん、優先順位――たとえば、納期なのか、品質なのかによっても、押さえるポイントは変わりますので、目の前のお客さまが真に求めていることに合致した提案を大切にしています。
お客さまの心をとらえる戦略的コミュニケーション
――約7割のお客さまから「営業対応の良さが決め手になった」という声をいただいています。「人たらし」とも評されていますが、いかがですか。
そう言われたのは今回が初めてです。ただ、学生時代のアルバイト先でも、私がいると明るくなると言ってもらえることが多かったので、私というキャラクターとしてのコミュニケーションを評価していただけたことは、とても嬉しいです。
――ところで、入社1年目を振り返って印象的な商談はありましたか。
私が受注した中でも、最大規模の案件は印象深いものがありました。納期最優先のお客さまでしたので、スピード感のある協業パートナー企業を選定したのですが、フタを開けてみるとお客さまの求めるクオリティに届いていないということがありました。納期までの短い時間の中でリカバリーするため、担当ディレクターにコミュニケーションを任せっきりにせず、私からも「頑張りましょう」とパートナー先を激励し続けました。
その一方、お客さまには、正直に現状をお伝えしていました。このとき、「納期に間に合うか厳しい状況です」という事実だけでなく、「けれども、最大限努力します」と前向きな言葉を添えることで、お客さまの不安が期待に変わるよう心がけました。こうした人間味のある一言が、お客さまの心に響くことがあると思っているので、担当者としてプロジェクトに向き合う「熱意」を伝えることを大切にしています。
感謝と謙虚さを胸に、次なる目標は尊敬する先輩と一緒に社長賞
――仕事の哲学を聞かせてください。
基本的なことではありますが、「素直」「誠実」「謙虚」「感謝」を大切にしています。社会人1年目で何も分からない、何もできない自分に、ていねいに教えてくださる先輩がいたから、今の自分がいると思っています。業務に慣れてくると、プロセスを端折ったり、対応が雑になったりしがちですが、そこを常に謙虚でいられるよう自分に言い聞かせています。
――その考えに至った原体験はありますか。
ずっと続けてきた吹奏楽での経験もありますが、私の育成担当である大野さんの影響も大きいです。大野さんからは、「自分が獲得した案件であっても、ディレクターがいるから運用が進むのであり、他の営業メンバーの支えがあるから結果にもつながっているんだよ。だから、周囲への感謝の気持ちは忘れずにいようね」と、教えてもらいました。
自分の感覚としても、驕(おご)りが出た瞬間に数字が付いてこなくなるだろうな、という恐怖心があるので、謙虚なマインドはずっと持ち続けていたいです。
――『CSerBPO』が本格始動しています。うるるBPOの大きな柱へと育てていく方針も掲げられていますが、意気込みを聞かせてください。
今期からチームを異動し、扱うサービスも提案方法も変わりましたが、「1年目の成績はたまたまだったね」「うるるBPOの看板の強さに助けられたね」って思われないよう今期も数字にコミットしていきたいです。
今後は、経営層に近いお客さまと打ち合わせをする機会も増えますし、単発ではなく継続案件の受注になるので、営業パーソンとしても、一人の人間としても、信頼していただけるスキルをもっともっと磨いていきたいです。そのうえで、1年目以上の成績を収め、今期は尊敬する事業年間MVPの大野さんと一緒に社長賞を目指したいです。新人賞を弾みに、ますます励んでいきたいです。