価値観の共有により、メンバー間の信頼関係を築く~相互理解ワークショップの様子をお届け!~
皆様、こんにちは!採用広報部の伊藤です。
世間ではGOTOキャンペーンが賑わっていますね!きっと今月はご旅行に出掛けた方も多いのではないかと思います。
私は旅行中のスケジュールは詳細を固めずに、自由にその時々の気分で動きたいタイプなのですが、旅行って性格が出ますよね。友達とでも恋人とでも、はたまた会社の人とでも、旅行に行くことでその人の新たな一面を知ることは多いのではないでしょうか?
さて、今回は「新たな一面を知る」ということで、NJSS事業部インサイドセールス課で実施された「相互理解ワークショップ」を取材してきた様子をお届けしたいと思います!
目次
相互理解ワークショップとは?
エンゲージメント測定ツール「wevox」を運営するアトラエ社が提供するワークショップ。自社で取り入れ、実践することでチームや組織におけるコミュニケーション上の自己認知や他者理解を促すことを目的としています。
以前うるるでは同じくアトラエ社の提供する「価値観ポーカー」を実施しましたが、よりじっくりとワーク型で取り組める内容になっております!
▼当時のブログ記事はこちら▼
ワークショップ実施の背景
今回のワークショップは、NJSS事業部インサイドセールス課のエンゲージメント委員である柴田発案のもと、執り行われました。
これは当事者の声を聞かねば!ということで、発案者の柴田と、上長の杉原にきっかけを聞いてみました。
-今回、「相互理解ワークショップ」をやろうとしたきっかけはなんだったのでしょう?
柴田:
僕はうるる社内の「エンゲージメント委員」として、インサイドセールス課のエンゲージメントの向上に日々向き合っているのですが、毎月実施しているエンゲージメント測定の結果、低い項目があることも気になっていました。僕たちの組織の理想の姿に向かっていくにあたり、土台となる信頼関係が大事だなと思ったんですよね。その信頼関係を築くためには、まずはメンバーの仕事に対する考え方や価値観を知りたかったという想いがきっかけです。
杉原さんに提案する前は却下されるかと思ってましたが、快く承諾してくださり内心ホッとしました(笑)
杉原:
なんで(笑)!却下しないよ。
僕は柴田くんの提案を受けて、純粋に嬉しかったんだよね。仕事って、KPIを追いかけていくだけではヘトヘトになってしまうと思っていて。何のために仕事をしているのかわからなくなるよりも、8時間働くなら、苦しんで達成するよりも楽しんで成果を出したい。
インサイドセールスは日々沢山の架電をして断られることや、担当者が掴まらない可能性が高い仕事なので、モチベーションを保つことが重要なんだよね。だからこそ、メンバー間のコミュニケーションや、成功例や失敗例の共有をしたり、アドバイスをして助け合うことは必須だと思ってる。
助け合うには「助けたい」と思える関係性にならないといけないし、そのための知り合う機会は必要だと思っていたからね。
僕も課長に着任したばかりで、メンバーのことを知りたかったという想いもあったけど、何より柴田くんの情熱を断ち切りたくなかった。
「情熱に蓋をしてはいけない」という言葉を社長から聞いたことがあって、まさにその感覚だったかな。
・・・・・・・
柴田の情熱に杉原が突き動かされたという状況だったようですね。
ふたりのアツい想いに触れられたところで、いよいよ実施です!
いざ、実施。
今回は課長の杉原がファシリテーターとなり、インサイドセールス課の当日出社していたメンバー8名が参加。
冒頭で杉原よりルールが説明され、ワークショップがスタート。
ルールは簡単。36個の「価値観」が書かれた資料から自分の価値観に合うものを5つ選び、チーム内で共有するというものです。
ワークショップ内では、
①まずはペアになって、お互いの価値観を深掘る
②チーム内で共有する
というステップにて執り行われました。
(詳しいやり方はこちらから:マニュアル/資料一覧 | wevox ヘルプセンター)
まずはペアになり、それぞれ事前に選んだ5つの価値観を共有し合います。
「ええ、意外!」
「私とぜんぜん違う~!」
といった声が飛び交い、和気あいあいとスタートします。
「なんでそれを選んだんですか?」
「この考えは昔から持っていたの?」
「一番最初に選んだ価値観は?」
お次は質問タイム。
相手の価値観に対し、質問の投げかけ方も人それぞれです。
選んだ価値観だけでなく、質問の仕方にも質問者の価値観が隠れているかも…?と考えると非常に興味深いですね。
例えば「ビジョン」を選んだメンバーは、選んだ理由を問われ「事業にしろチームにしろ、プライベートで家族の中にしろ、ビジョンに反したことをやっても上手く行かない。全ての行動の基になるのがビジョンだと考えるから」と答えていたりと、各自が質問に応えながら、過去の実体験に則って話を進めていきます。
どこまでも深く聞いてみたくなる内容ばかりだったので、「時間が足りない!」という声も多くあがっていました。
そしてペア内で同じ価値観はあったのか、共通して選ばなかった価値観はあったのか等のすり合わせをしたのち、チーム内で共有し合います。
ペアでしっかり自分の価値観についての棚卸しをしていたからか、チームで発表する際は皆スッキリした顔をしていました。
「行動」の価値観を選んだ某メンバーによる、「僕はやらない後悔よりもやった後悔を選びます。好きだと思ったら、好きだと言っちゃうし!」という宣言に対し、メンバーからは「さすがバチェラー!」というツッコミも。(笑)
面白おかしくも、積極的に自己開示をしながら進んだ今回のワークショップ。
「挑戦」「感謝」「誠実」といった価値観を選んでいるメンバーが多かった印象ですが、その価値観を選んだ背景や、どんなシーンでその価値観を大事にしているのかなど、考え方は人それぞれ異なることが伺えました。
チーム内では他のメンバーに対し元々「あの人はこういう価値観を持っていそう」とイメージを持っていたようですが、その価値観の背景を知ることで、より理解が深まっていったようです。
感想
最後に、ワークショップを終え、今回参加したメンバーの感想を一部紹介します!
・自分の価値観を整理出来た。メンバーの価値観を聞くと、自分がイメージしていたのとは違うところもあり、ビックリしたところが多かった。先入観ではなく直接ヒアリングすることが大事と学んだ。
・一見、ネガティブに聞こえる言葉でも、俯瞰的に考えると重要な要素だったりするので、全ての意見に納得ができた。その人の立場によっても価値観が変わるので、今後は自分の視野だけでなく余裕のある限り「他の人(の立場)だったらどうか」を意識して仕事に取り組もうと思います。
・価値観というのは、人が行動を起こしたり自己成長したいと思う為の力の源になり、またその逆で何かが欠ければ原動力を失う切っ掛けになるという事を今更ながら知ることができた。人の価値観を知る重要性を学ぶことができた。
・ 自分自身の価値観の整理にもなったし、チーム内でも、 自分含め大切にしてる価値観に共通点もあるんだなと気づけた。 共通の価値観のところは理解し合えるけど、 お互いそうじゃない所を汲み取りながら関わっていくことが大事なんだな、と。自分の価値観だけで主張するとぶつかってしまうから、 そこは相手の価値観も尊重していかなきゃなと。
「相手を知る」だけでなく、「自分自身についても知ることが出来た」という感想も多かった今回のワークショップ。
「自己理解」と「他者理解」の両側面があることによってチームビルディングは成り立つのだと、参加者の感想を見て改めて認識が出来ますね。
今後もこういった取り組みを積極的に社内で実施し、チーム内に留まらずうるる全社が一枚岩である状態を目指してまいりたいと思います!
おまけ
インサイドセールス課は、相互理解ワークショップ実施前後でどう変化したのか…?!
写真でその様子をお届けしたいと思います!(当日参加出来なかったメンバーも、写真で小さく参加してみました♪)
▼実施前
▼実施後
/こんなに仲良くなりました\
※注:やらせです(笑)
「ギニュー特戦隊」のポーズで撮りたいという課長・杉原の要望により実現しました。(ドラゴンボール世代は見てわかりました…よね?!)