狙い続けたMVP。今だからこそ感じる「受賞者としての責任と役割」【うるフェス2022受賞者インタビュー】
2022年4月に開催された「ULURU Ayers Rock Festival 2022」では、12名の社員が一年の活躍が認められ表彰されました。
今回は「Govtech事業年間MVP」を受賞した小西紀継さんのインタビューをご覧ください。
<「ULURU Ayers Rock Festival 2022」について詳しくはこちら>
ーデータ整備で事業成長をサポートする。NJSS事業企画課が担う役割とは?
2021年度Govtech事業年間MVPを受賞したのは、NJSS事業本部 事業開発部 事業企画課の小西紀継さん。2020年6月にできた新しい組織である事業企画課で、データに基づく戦略サポートを行っています。
<受賞理由>
データ整備、可視化をしてくれたことで、精度の高い事業戦略立案が実現。各セールスチーム活動の効率化へとつながり、事業成長を加速させる要因になりました。
また、営業ナレッジを蓄積/活用する「ナレッジセンター」を構築し、ナレッジ総選挙開催など活用定着化までを牽引する活躍をしてくれました。
小西さんが事業変革を推進してくれていると言っても過言ではありません。
2017年、内定者インターンをしていた時にMVP表彰式を見た時から、MVP獲得は1つの目標にしてきたと語る小西さん。その目標が叶った今、感じていることをお伺いしてきました。
<小西紀継さんプロフィール>
2018年4月、うるるに新卒で入社。NJSS事業本部に配属され、カスタマーサクセス(以下CS)などを担当。2020年10月に事業開発部事業企画課に加入してからは、非営業面でNJSSのサービス改善を担っている。音楽が好きでレコード収集が趣味。Salesforceは業務でも活用しているため特技になっているレベル。座右の銘は「点滴穿石(てんてきせんせき)」。
ー新卒で入社してから4年、MVP受賞は1つの目標だった
2017年、内定者だった私が見たのは、表彰を受けながら嬉しくて泣いていたり、家族からのメッセージビデオを見ながら周囲への感謝を語る、かっこいい受賞者たちの姿でした。
そこから毎年MVP受賞を目指していて。
「今年はいけたんじゃないか?」と思う瞬間は何度かありましたね(笑)。
特に、2021年は事業企画に真剣に向き合った1年だったので、「今年こそは!」という思いがありました。
それが無事に実って喜びもひとしおです。
印象に残っているのは、表彰式の社長の言葉。
「ここは1年間の頑張りを表彰する場。受賞してもしなくてもみんなもちろん頑張っているんだけれど、この場所を目指せるような賞にしたい」という話をしていたんですが、それって私が2017年の表彰式で聞いていた言葉と同じなんです。
うるるカルチャーにおけるアワードの意味が変わっていないこと、目指したい目標としてMVPがあり続けてくれたことも嬉しいです。
やっぱり賞を獲りたいと思えるのって、表彰された人がかっこ良く活躍し続けてくれるからこそ。
賞を獲って終わり、その後はいまいち…ということであれば、私もここまで目標にして頑張り続けられなかったと思うんです。
だからこそ、過去の受賞者の先輩たちを尊敬していますし、私自身もここで満足せず努力し続けることが大切だと気を引き締めています。
ー「事業企画」に向き合った1年。新たなチャレンジに向けて
事業企画課は、
データから見えてくる定量と定性の情報を組み合わせて新たな戦略を生み出し、戦略に紐づく業務のサポートを行っています。そして溜まったデータを使ってまた新たな戦略を生み出していくというPDCAサイクルを回しています。
一昨年はまだできたばかりの組織で、戦略を打ち出すためのデータが溜まっていない状況でした。
そのため、まずはSalesforceのシステムを再構築し、営業活動をしていたら自然と数字が溜まっていくような環境を作ることを目標として取り組んできました。
まだまだ完璧ではありませんが、前期から溜まったデータを元に戦略を考えられるような体制が徐々に整ってきました。
他にも「NJSSナレッジセンター」と呼ばれる社内サイトを立ち上げ、メンバー間の情報共有を積極的に行う仕組みづくりを行いました。
例えば、入札はこういう方法でやるといいとか、こういうお客様にはこんな提案が刺さったとか。
調べたいキーワードや業種などで絞り込むこともできるので、新人が入った時にはまず見てほしいサイトになっています。
特に工夫したのはナレッジを集めるだけで終わらせないこと。
「ナレッジ総選挙」というキャンペーンを開催して、ナレッジに対していいなと思ったものに投票してもらいました。
結果第1回・第2回と参加してくれるメンバーは増えていますし、事業部全体でナレッジが透明性高く蓄積され、それをお互いに「いいね!」と認め合える流れが少しずつ作れているのかなと思います。
ー他組織の協力を得るための「巻き込み」へのこだわり
事業企画課は非営業組織なので、自分たちで売上を作ることはなかなかできません。
実際にお客様とコミュニケーションを取って、数字を生み出している営業組織など、他組織の協力があってこそ、私たちは分析したり新たな戦略を考察したりすることができます。
忙しい中でデータやナレッジを記録・入力するのは大変なこと。
間違ったことをお願いしているとは思っていませんが、それでもお手間をかけてしまっているな、という思いはあります。
だからこそ、何のためにやるのか、事業企画はどんなあるべき姿を目指しているのかということを丁寧に伝えようと思っています。
例えば、Salesforceでデータを入力してもらうことによって、営業活動が可視化され、メンバーの行動と実績がきちんと相関関係を持って評価されること。
成功した人のナレッジを横展開することで、他にも同じように成果を出すことができる人が増え、事業部全体の売上・成果に結びつくこと。
それは理想論で、まだ実態が伴っていない面もあるかもしれません。しかし、ちゃんとメンバー一人ひとりにとって、そしてNJSS事業部全体にとって意味があることなんだと本気で伝えることで、「じゃあやってみるか!」と思ってもらえることが増えたんじゃないかな、と思っています。
とはいえあるべき姿が見えづらくなったり、変化がうまく伝えられなかったりということもあると思います。
それでも事業企画を信じて、協力してくれている他組織のメンバーがいたからこそ、今回のMVP受賞につながったと思います。
今回の授賞式でも、前回のAdventure Cupでも事業企画の取り組みについて話す機会をいただきましたが、改めて感謝を伝えたいと思います。
MVPはずっと狙っていた賞なので、それに恥じないようにという思いもありますし、2年連続の受賞を目指して明日からももっと頑張っていきたいです!
そして、受賞者の頑張る姿を見て「自分もMVP獲りたいな」と思ってくれるメンバーがもっと増えたら嬉しいですね。
本当にこの度はありがとうございました!