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2023/11/06

「楽しく仕事がしたい」。前向きな言動で紡ぐ周囲との強固な関係【シナプスアワード2023受賞者インタビュー】

2023年10月に開催された「ULURU Synapse Award 2023」では、4名の社員が「優秀なコア」として表彰されました。

今回は「ゴールド・コア賞」を受賞した栗原博晃さんのインタビューをご覧ください。

<シナプスアワード2023について詳しくはこちら>

ゴールド・コア賞に選ばれたのは、NJSS事業本部 セールス部セールス3課マネージャー 栗原 博晃(くりはら・ひろあき)さん。ゴールド・コア賞を獲得した背景にはどのような思いや取り組みがあったのか。その全貌を惜しみなく語ってもらいました。

<受賞理由>
本来は自身が大変な中でも、常に明るく振る舞い、周囲への細かい気遣いや声かけを実施し、コアラーに対する面倒見が抜群。 コアラー一人ひとりに寄り添いながらも、目の前の問題解決にも併走し、皆を同じ方向を向かせることができる。 結果として目標達成も継続しており、まさにコアとしての鏡のような活躍が、ゴールド・コア賞受賞にふさわしいと判断されました。

<栗原博晃さんプロフィール>
2017年キャリア入社。NJSS事業本部カスタマーサクセス課を経て、2022年、同本部セールス部に異動。現在、セールス3課マネージャーとして活躍。前職では、ホテル業と保険業を経験。神奈川県出身。
趣味:読書・卓球
特技:貴彦さんへの放銃
会社の仲間と、たまにマージャンをするのですが、貴彦さん(取締役 渡邉 貴彦)は、リーチをかけるとき、僕の苗字にちなんで「クリーチ」って宣言するんです。
すると、どういうわけか、高確率でボクが貴彦さんの上がり牌を打牌してしまうのです。トホホ。
座右の銘:元気があれば何でもできる!

最愛の娘と

 

周囲への声かけと前向きな言葉は、組織に良い雰囲気をもたらす

現在、NJSS事業本部セールス部でマネージャーをしています。
セールス部は、インサイドセールス部が商談化したアポイントを引継ぎ、NJSS(エヌジェス)の新規契約を獲得することをミッションに置いています。
部内には四つの課があり、僕の所属する3課は、NJSSとの親和性が特に高い(入札案件が多い)お客さまを担当しています。
メンバーのマネジメントに携わりながら、自らも数字を追うプレイングマネージャーとして、課の目標達成を推進する役割を担っています。

今回、僕よりも素晴らしい人がたくさんいるなか、ゴールド・コア賞を獲得できたことは本当に身が縮こまる思いですが、自分が取り組んできたことが間違っていなかったと証明できたこと、確信を持てたことは、とても良かったです。
この受賞は、「自分にはもっともっとできることがある」と、気持ちを鼓舞することにもつながりました。
これに甘んじず、足りていない部分を埋めながら、より高みを目指していこうと、良い意味でプレッシャーを与えられた思いです。

コアの活動として念頭に置いているのは、自分のコア、コアラーに限らず、周囲に声をかけること、目標に対する前向きな言葉の発信の二つです。

在宅ワークとオフィス勤務が自由に選択できるなか、僕は出社という形を取っていたのですが、在宅ワークの多い社員が久しぶりに出社したとき、「オフィスにいるのに誰とも会話がなかった」ってなったら寂しいじゃないですか。
僕だったらそう感じるし、久しぶりに顔を合わせた人とは「元気にしてる?」くらいの会話をしたいと思っていました。
ですので、新しく仲間入りした人や組織の近い人は特に意識しつつ、いろいろな人に声をかけていました。

もう一つの、前向きな言葉の発信ですが、「絶対、俺らならできる」「まだ死んでない」って、よく口にしていましたね(笑)。なかでも、「まだ死んでない」は部内でバズったことが印象に残っています。
繰り返しになりますが、セールス部はNJSSの契約獲得がミッションです。
けれども、ときに目標に達していない週もあります。
そうなると気持ちが少し焦るのですが、一件でも良い兆しの見える商談が出てくると、二件目、三件目もなんだかできそうな気持ちになるんです。
そういうときに、「俺、まだ死んでなかったわ」って独り言ちて自分を励ましていたのですが、そのうち周りにも「お前、まだ死んでねえよ。後ろ向きになるなよ」って声をかけるようになり、気づけばみんなが口にするようになっていました(笑)。


声かけ一つ、言葉一つで、気の持ちようは大きく変わります
だからこそ、いつもポジティブな行動を取りたいし、ポジティブな言葉を発したい
そう思って実行してきたことが、今回、評価されたと思っています。

 

「楽しく働く」の原点

こうした言動を取るようになったきっかけは、最初に就職した会社の上司の影響が大きいかもしれません。
当時、その人は社会人なりたての僕に、「社会人になると、1日のうち3分の1の時間を労働に充てることになる。
これは家族と過ごすよりも、会社や仕事仲間と過ごす時間が長くなるということです。
この時間をどういう気持ちで過ごすのかは、君次第だよ」と、話してくださいました。
そのときに思ったのは、だったら楽しく働いた方がいいなってこと。それが、いまも根っこにあるように思います。
実際、つまらなさそうに仕事をして成功をつかんでいる人を僕は見たことがありません。
誰しもが、いかに楽しく、いかに前向きに有意義に過ごすかを考えていますから、これは普遍的な真理だと思います。

なお、コアラーと接するなか、ときに叱咤激励しなければならないこともあります。
言うべきことは言うものの、僕は本人が気づきを得られることを一番の目的にしています。
たとえば、コアラー自身が立てた目標が未達で終わったとき、なぜこの状態になっているのかを本人に分析してもらったり、「もしも1か月前に戻れるとしたら、自分にどんなアドバイスをする?」と投げかけたりしています。
また、高い目標を一緒に追うときには、細かいマイルストーンを置き、数字を見ながら共通認識をつくることも意識しています。
これらは、僕もそのようにして育ててもらった経験が生きています。
コーチングの技法も用いながらコアラーによりそうことができれば、本人も納得感を得られやすいのでは、と考えてのことです。

僕自身もまたコアラーの立場ですが、自分のコアとは徹底的に本音で向き合うことを大事にしています。
たとえば、コアの話すことに納得感を得られなかったり、考えが分からなかったりした場合には、遠慮せず質問をして認識を合わせています。
納得感が無いことにはコアと良い関係を築くのは難しいですし、良い関係があってこそ方針は浸透し、理解も進むと思うからです。
そして、言いたいことを言えているか、自分の気持ちを伝えられているかもまた、大切な要素と考えます。
ちなみに、コアとは10年の付き合いであり、僕の良い理解者です。
調子の良いときは労ってくれ、くすぶっているときは励ましてくれるので、その厚意につい甘えることも。
改めて、コアとは信頼関係で結ばれていると感じています。

 

前向きなマインドの集合体が会社の成長を生み出していく

組織のあるべき理想の姿とは、コアとコアラー双方が組織の掲げる目標と同じ方向に向いている状態ではないでしょうか。
そのために自分は何をするべきなのか――。

思い浮かぶのは、「浸透」「関係性」のキーワードです。
ただ、この二つは並列ではなく、「関係性」という土台ができた上に「浸透」できる状態があると考えています。
僕が周囲に前向きに働きかけているのも、これが理由です。
ただ、こちらが関係をつくろうとしても許容度は人それぞれですから、相手の心理障壁を下げるための自己開示を大切にしています。
「自分はこう考えている」「これについて悩んでいる」と心の内を見せると、相手も相談に乗ってくれたり、意見を述べてくれたりと話が発展していくことは、実際多いと感じます。
同時に、相手のキャリアをはじめとするバックグラウンドを知ることも大切にしています。

最後に、僕は仕事の哲学として、『明るく、楽しく、前向きに』と掲げています。
これは、うるるスピリットの一つに、「楽しく」を付け加えた、「当事者意識を持って、納得して“楽しく”働く」を、当時のチームの標語に使ったことが発端です。
これは、「納得して働く」に、“楽しく”がプラスされることで、前向きな思考や周りへの好影響を発揮していこうというマインドが生まれてくると思うからです。
お客さまとの商談やメンバーとのミーティングの席で僕がゲラゲラ笑っているのも、楽しく仕事がしたいから。
「まずは自分が楽しくないと!」という思いを根底に、「どうしたら楽しく働けるのか」を、この先も追求していきたいです。

ですから、うるるの皆さんも納得したうえで楽しく働きましょう!
メンバーに対する思い、仕事に対する思い、顧客に対する思いのもと、自分のなすべきこと、やるべきことに向かおうという一人ひとりの強い意思があれば、仕事に楽しさが生まれ、うるるがますます良い会社へと成長を遂げる原動力にもなると僕は信じています。

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