CULTURE
2023/10/20

入札をもっと身近に! チーム最年少リーダーの活躍に迫る【うるるン挑戦記】

みなさん、こんにちは。

今回は「うるるン挑戦記」連載として、NJSS(エヌジェス)事業本部のカスタマーサクセス課のチームリーダーとして活躍する星野の挑戦をお届けします!

◆うるるン挑戦記とは?
うるるは「挑戦」を大事にする文化を持っています。そんなうるるメンバーの、挑戦的な取り組みや姿勢にフォーカスした連載企画です!

今回の挑戦者はこちら!

星野 遼河(ほしの りょうが)
・2021年5月キャリア入社
・NJSS事業本部 カスタマーサクセス部 カスタマーサクセス3課 チームリーダー
・最近始めたことはサーフィン。もっぱら湘南の海の波に乗るのにハマっている。

前職の経験から「企業にとって入札をもっと身近なものにしたい!」という強い思いをもってうるるに入社した星野。そんな彼が、チーム最年少リーダーとして活躍している裏側に迫りました!

チーム最年少という状況でどのようなリーダー像を築き上げてきたのか。
秘めたる情熱を抱えた星野の、普段では見ることのできない熱い一面をぜひご覧ください!

前職の入札プレーヤーで感じた葛藤

うるるに転職するまで、メーカーでBtoBの仕事をしていました。職種は営業で、官公庁向けのインフラ設備に関する営業に携わっていました。具体的に言うと、東京都庁管轄の浄水場に設備を販売する業務ですね。

前職では、官公庁の方々から直接お話をいただき、受注に発展することが多かったんです。そうすると特定の会社だけ、つまり私たちの会社だけにしか情報は入らず、他の企業はその情報を知り得ない状況になってしまっているのではないかと思ったんですね。

でも僕は一般公開されて入札で金額や受注者を決める緊張感や面白さが好きでしたし、もっと入札に参加する競合企業や面白みのある提案が増えれば、市場原理が働いて業界が盛り上がるのではと考えていました。

こういった現状を解決したい思いは当時から持っていたのですが、前職の立場では本来の業務範囲外だったんです。本質的な課題解決を目指して転職を決断しました。

うるるを選んだ理由は、自分はどんな環境にいたいのかを軸に考えた結果です。

入札市場情報を届けるサービスは他社にも存在しますし、建設・設備業界の課題解決を目指すIT企業もあります。でも僕は、星社長の「仲間と共に感動を共有できる会社にしたい」という姿勢に共感しました。

実は学生時代にサッカーに取り組み、全国制覇を経験していて、その際に味わった感動が人生において一番強烈だったんです。一方社会人になってからは「全国制覇の経験を超える感動を2度と得られないんじゃないか?」と思うようになっていました。そういった中で転職を考えた際に、あのときを超えるような感動を仕事でも味わいたい、自分で作っていきたい、そういった環境に飛び込みたいと思い、挑戦を掲げるうるるに入社しました。

カスタマーサクセス業務への熱い思い

現在は、NJSS事業本部カスタマーサクセス部に所属しています。
カスタマーサクセスの言葉の通り、ミッションはお客さまの入札市場での成功を支援することです。

具体的にはNJSSを活用した入札業務のサポートや、業務効率化のソリューション提案を行っています。とは言っても、ただ提案するだけではなくて、我々が蓄積してきた入札知識などをお客さまに還元していくよう意識しています。僕の場合は前職で得たナレッジをお客さまに共有し、落札や売り上げの貢献につなげていくように工夫していますね。

実は入札市場に関わっていた人材はそこまで多くはないので、自分の強みだと考えています。

カスタマーサクセス業務に関して、僕の原動力となっているのは「入札市場を企業にとって身近な存在にしていきたい」という思いです。入札市場は民間のマーケットに比べると、どうしても閉塞感があるというか、一般に認知されていないマーケットになっています。前職で僕自身が入札の面白さを感じていたので、そんな閉塞感を打ち破っていきたいと考えています。

またNJSSを、アナログな傾向が残る業界を変えていくサービスにしていきたい思いもあります。前の職場をはじめ、例えば建設・設備業界はペーパー主義が強い傾向にあるんですよね。紙を使った作業が多かったり、手間のかかる労働環境で同僚が大変な思いをしていたり。営業として一緒に書類管理などに関わる中で、この課題に取り組みたい気持ちを強く持つようになりました。

チーム最年少でリーダー業務にチャレンジ

所属チームには4名のメンバーがいます。僕はその中で最年少なのですが、リーダー業務を担当することになり、これが僕にとって大きな挑戦となりました。

リーダー業務でまず困難を感じたのはチームの信頼関係の構築ですね。社会経験豊富なメンバーへのリスペクトと、チーム目標を達成に向けたリーダーとしての明確な意思表示のバランスを取るのに苦労しました。チームの中で社会経験が最も少ないと自覚しつつも、年上の方に遠慮はせず、かつ相手の意見を尊重するバランスです。

ここで意識したのは、自分の弱みをあえて見せる、開示することですね。わかりやすく言うと、いじられキャラのようなポジションです。業務面ではリーダーとしての指示や決断が多くなる分、普段のプライベートな会話や場面でリーダー感を前面に出してしまうと、お互いやりづらいですよね。チームでの立ち位置とは別に、個々の関係性を意識しました。

さらにリーダーになって、目標を達成しなければならない責任感も増しました。もちろんチームですから、目標達成は自分の成果だけでクリアするものではなく、チームみんなで超えていかなければなりません。どうすればメンバーに「達成したい!」と思ってもらえるのか。その点がとても難しかったですね。

この課題を乗り越えるために、目標を達成するための行動や具体的なプロセスを考える力が鍛えられるような業務の振り方や、仕事の環境作りを意識しました。口を出したくなる場面でも、ぐっとこらえて任せるようにしました。

僕はもともと「こうやってほしい! こうやるべきだ!」といったメンバー管理タイプではなくて、メンバーに自由にやりたいようにやってほしいタイプです。だから、決められた目標に対して各メンバーに動機を与えるというより、目標達成のためのプロセスを楽しんでもらいたいなと常々考えていました。

また人には必ず、得意不得意があります。だから自分の得意な部分を活かして勝負してほしいし、不得意な部分は、周りのサポートで補ってほしいと思っています。
そういう助け合えるチームを目指しました。

挑戦がもたらした内なる変化

メンバーが自分の想定した動きをしてくれる時も、そうではない時もあります。でも面白いことに、自分が思ったような行動ではなくてもうまくいく場面や、逆に思った通りに動いてくれてもうまくいかなかった場面もありました。挑戦を通して、メンバーの試行錯誤を感じられるリーダー業務の面白さに気づきましたね。

そういった経験から、自分の想定が全て正解ではないと学びました。昔からできるだけやらないように意識はしていますが、相手の話を頭ごなしに否定したり、ネガティブな印象を持つことはさらに減りましたね。周りからもそういうタイプではないと言われることが多いですが、言動で表現をしなくても、頭の中で勝手にネガティブな感情を抱いてしまう時は実際にはあったんです。

でもリーダー業務を乗り越えた今は、ポジティブに肯定する姿勢で「まずはやってみてもらおう」という考えを自然に持てるようになれたと感じています。日々のリーダー業務で得られた変化ですね。

また、その結果メンバーの行動にも変化がありました。今までは相談をもらう際に「これ、どうしたらいい?」というスタンスのものもあったのですが、次第にメンバー自身が考えて「こうしたいんだけど、どう思う?」というスタンスの相談に自然に変化していきました。ポジティブに肯定する姿勢を貫いた結果、意見を出しやすい環境を作れたのではないかと、僕自身は考えています。

そうして、メンバーの考えを軸に、自身の考えもプラスして一緒に考えた提案が成果に繋がったときは、本当に「感動」と呼べるような感覚を味わうことができています。

現在、チームが軌道に乗っている理由は良好な関係性が築けたからだと思っています。管理するタイプのリーダーではないので、その分、チーム始動時には周りの方々に支えてもらいました。僕自身も周囲へのサポートやギブを意識して取り組みましたし、助け合えるチーム作りができたかなと感じています。

強い組織とサービスを提供し、思いを現実に

今回の挑戦であるチームのリーダー業務を経験して、目標達成の難しさを感じました。

一方で、目標達成というミッションは、働く限り取り組まなければならない課題です。

今後は、どうすれば目標達成をできる組織になれるのかという視点で考えて、強い組織づくりを実行できるようになっていきたいですね。また、より強いサービス構築にも寄与していきたいです。現状のNJSSというサービスをお客さまにうまく使ってもらうにも限界があると思っています。テクノロジー自体も時代を追うごとに進化していきますし、サービス自体を強くしていく部分にもっと関われたら、と考えています。

「入札をもっと身近に感じてもらえるよう広めたい」「デジタル化を進め、建設・設備業界の方々に効率化された仕事を提供したい」という前職からの思いを実現できるよう、より本質的な課題に意識を向けていきたいです!

▲カスタマーサクセス3課の頼れる仲間たち

あなたにとって挑戦とは?

「感動の源泉」です。挑戦するからこそ、感動や喜怒哀楽は生まれます。だから挑戦という行為自体に感動が詰まっていると感じていますし、挑戦が感動を得られる第一歩だと思っています。

編集後記

普段は冷静な星野ですが、今回のインタビューで秘めたる熱い思いを抱えながら仕事と向き合っている事を改めて知り、こんなにも熱い男だったのだなと改めて感じました!

チームリーダーとして、メンバーを心の底から信頼しているからこそ「まずは任せてみる」という選択ができているのだろうなと思います。
そしてメンバーも星野の思いや信頼を感じているからこそ、チーム目標に向かって自主的に行動しているのだなと、チームの信頼と絆を感じた「うるるン挑戦記」でした!

これからも、うるるメンバーの挑戦をたくさん取り上げていきますので、ご期待くださいませ!

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