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2026/03/24

家族に誇れる未来を自分たちの手で創る【ココロ動く、私のモメンタム】(前編)

みなさんこんにちは。人事企画課の野里です。

熱量の高いフィールド(土壌)形成を実現するための“「内発的成長モメンタム」の醸成”促進企画、第3弾です。

◆本ブログについて
本ブログは、「内発的成長」を続けるメンバーへのインタビューを通じ、「【統合報告書2025解説】「人の成長=組織の成長」を加速させる次なる一手」において掲げた、“「内発的成長モメンタム」の醸成”を促すことを目的とした連載企画です。

今回は、Govtech事業本部情報価値創出部を支える2名の課長に対談形式でインタビューを実施しました!うるるでの育児休業・復職を経験されたお2人のリアルな葛藤や、大切にしている価値観に触れていきます。

【プロフィール】
◆高萩 真実(たかはぎ まみ)
・2011年10月入社
・Govtech事業本部情報価値創出部1課
・入社から現在に至るまで、えんフォト事業部・BPO事業部(出向)なども経験
・最近の楽しみは子どもが寝た後の動画鑑賞タイム

◆小野口 美加(おのぐち みか)
・2012年2月入社
・Govtech事業本部情報価値創出部2課
・子どもが寝たあとの動画鑑賞はご褒美タイムであり貴重な自分時間

Govtech事業本部を支える2人のマネージャー

——まずは、お2人が現在取り組んでいるお仕事について教えてください。

高萩

私は、Govtech事業本部 情報価値創出部1課に所属しています。
主に、入札情報速報サービス「NJSS(エヌジェス)」のプロダクトを担当しており、特別販売部の受託するBPO案件の運用にも関わっています。
 

プロダクト運営に関しては、入札情報の収集・登録・管理を行う業務です。単なるオペレーション業務ではなく、事業の価値をつくる仕事だと考えていて、プロダクトの基盤を支える部署だと思っています。また、マネージャーとして組織の運営やメンバーの育成も担当しています。

私も高萩さんと同じ課長というポジションについているので、チームの運営やメンバーの育成など、マネジメントに携わっている点は同じです。


情報価値創出部2課で担当しているプロダクトは、入札公示前の情報収集や提案活動を効率化するサービス「GoSTEP」と入札資格の管理業務を効率化する「入札資格ポータル」です。
 

1課と同様に情報収集を中心とした運用を担っており、収集業務の運用管理や、「GoSTEP」「入札資格ポータル」で新たに取得していく情報の運用設計なども行っています。

小野口

フルスイングで仕事ができない現実を変える

——入社当時からこれまでを振り返ってみて、仕事への向き合い方や価値観が変わったと感じる出来事はありましたか?

高萩

仕事に対する価値観が変わったタイミングは、私の中で大きく2つあったと思っています。

1つ目は、まだ独身だった頃、管理職に上がる直前のタイミングです。
昇格試験の受験が現実味を帯びてきた頃、自分の中でなかなか踏み切れず迷いの気持ちを抱いていたことがありました。
 

そんなとき、育休から復帰してきたメンバーが面談で、「もっと仕事をやりたいのにできなくて本当にもどかしい」と話してくれて。
 

当時の私は独身でしたが、将来結婚したり子どもができたりする可能性は考えていました。
そのときに、「今は自分の裁量でいくらでも仕事ができるけれど、将来は同じ働き方ができなくなるかもしれない」と感じたんです。

 
だったら、仕事に120%向き合える「いま」を大事にしないと。

そう思って、管理職を目指すことを上司に明言しました。

私は、育休明けに昇格試験を受けましたが、その方が話されている「フルスイングで仕事ができない」ような感覚はよくわかります。そういう意味で、私の仕事の価値観が変わるきっかけになったのは育休明け短時間勤務になったことかもしれません。

小野口
高萩

私も2つ目の価値観変化は復職のタイミングでしたね。「やりたいのにできない」を体感する立場になりました。

そうですよね。子どもを産む前は「自分が頑張ればいい」というタイプで、時間に糸目を付けず自分が納得できるまでやりきるという方向にベクトルが向いていました。頑張りたいと思ったぶんだけ時間も捻出できていましたし、やりたいことややるべきことすべてを自分でできていたと思います。
 

でも復職してからは、時間が限られていて、やりたくてもできないことが出てきました。
子どもが熱を出したりすると、自分ではどうにもできない状況になりますよね。そういう状況になって初めて、人を頼ることや、仕事を受け渡すことが必要だと感じるようになりました。
 

こうした状況のなかで「人に頼ることは悪いことではない」という考え方が芽生え、チームとして仕事を進める目線を持てるようになりました。どうやって頼るか、どうやって自分以外の人でもできるようにするか、そういう思考をするようになり、いわゆる「標準化の大切さ」にも気づきました。

小野口
高萩

自分に課すハードルは、良くも悪くも少し下がったかもしれないですね。
 

私も子どもが生まれる前は時間をかけてでも自分が納得できるまで仕事をしていました。スピードも質も、絶対に自分で100点を出す、という感覚です。

でも、復職後は働く時間の変化や突発的な育児対応など前提条件が増えて、やり切りたいと思っても物理的に不可能なことがあります。子どもが生まれる前と同じことを今の自分に課すと苦しくなってしまうので、満点だけではなく「及第点」を自分の中で作るようになりました。
 

人に仕事を任せて、きちんと業務を渡していくことは簡単ではありませんが、個人で満点を目指すのではなく、チームで満点を目指すことはマネジメントの大事な役割でもあると感じていますし、物理的な制約のなかで身についたことでもあるかもしれません。

▲家族との時間も大切なエネルギー。春のピクニックの一コマ

時短管理職としての葛藤と本音

——時短勤務での復職だけでも大変ですが、さらに管理職となると、精神的にもタスク管理の面でもより大変なのではないかと感じます。実際に復職したときはどのような状況でしたか?

私が育休から復帰したときは、浦島太郎状態でした。
しかもコロナ明けでリモート勤務の人が一気に増えた時期で、対面では会ったことのない知らない人ばかりという状況でした。
 

社歴こそ長かったですが、わからないことばかりだったので、新入社員に戻ったような感覚でしたね。

小野口
高萩

そうですよね。私の場合は上司や組織構成も変わっていて、同じ部署に復帰したのに、まるで違う部署に戻ったような感覚でした。
 

情報のキャッチアップに焦るなかで、産後の記憶力の低下も痛感しました。さらに育児と仕事の両立にも日々悩まされていて、いろいろなことが一度に重なって、最初の半年くらいは本当に大変でした。

今振り返ると、あの頃はよく泣いていたなと思います。
息子を保育園に送った帰り道に、自転車をこぎながら泣いた日もありました。
 

マネジメントという立場としても、時短勤務で自分が先に上がってしまう申し訳なさが強くて。
本当は今日判断して進められたかもしれないのに、判断が翌日になってしまったら、自分がスピードに影響を与えてしまうかもしれないと思うと心苦しかったです。

家庭の体制のために時短勤務を選択しているとはいえ、「定時になったから仕事は終わり!」と気持ちまで切り上げるのは、なかなか難しいですよね。

 
自分が思う通りに仕事を仕上げられずに上がることもありますし、メンバーに対して、自分が時短であることで迷惑をかけないようにという心配はどうしてもあるので、後ろ髪を引かれる思いで仕事を切り上げることがよくあります。
 

また、限られた時間の中でもフルタイムで働いている時と同様に成果を出さないといけない、どう消化すればいいのかという部分で悩むことはありました。

小野口
▲支え、支えられている家族との大事な時間

支え合える仲間の存在

——辛かった時期に、支えになったものはありますか?

高萩

父が気に入っていた言葉をふと思い出すことがあります。

 
「情けは人のためならず」という言葉なんですが、「どんな状況でも、自分が頑張っていれば、きっと誰かが見てくれている。そう信じて頑張るんだぞ。」とよく言っていました。
「何のためにやっているんだろう」と思うこともありましたが、この言葉が支えになりました。 
 

それと、小野口さんが同じタイミングで復職するメンバーとしていてくれたことも、とても大きかったです。
育児のことを相談できたり、同じ状況で戸惑いや辛さを分かち合える相手がいたことは心強かったですね。信頼できる存在でもありました。

私も、高萩さんがいるのが心強かったです。

同じ不安を持っている人が、しかも自分の上司として働いているというのは、とても安心感がありました。「高萩さんがいるから、どうにかなるだろう」とわりと楽観的に思えた部分もありました。
 

仕事内容ももちろん大事ですが、自分にとっては「誰と働くか」の方が、より大事なのかもしれないと感じています。

小野口
▲苦楽をともにしてきた仲間と。@ULURU Ayers Rock Festival Special Edition ~ 感謝祭~

後編では、そんなお2人がどのようにチームをつくり、仕事に向き合ってきたのかについて、さらに話をうかがいます。

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