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2025/11/27

「任せる」がチームを強くする。組織のボトムアップを叶えたリーダーの決断と実践【シナプスアワード2025受賞者インタビュー】

2025年10月に開催された「ULURU Synapse Award 2025」では、5名の社員が「優秀なコア」として表彰されました。うるログで順次お伝えしてきた、受賞者の声。最後を飾るのは、「ゴールド・コア賞」を受賞した三田恭平さんです。

今期の三田さんは、これまでの業務担当制を解消し、メンバーの誰もがさまざまな案件に携われる体制に変更。すると、チームは個人戦から団体戦へと変わり、エース級のメンバーが他メンバーの成長に働きかけるようになるなど、たくさんのよい効果が生まれました。そんな三田さんが掲げる理想の組織とは、「フラットな関係」。この言葉に凝縮された三田さんの仕事観に触れられる、インタビューに仕上がりました。

<「ULURU Synapse Award 2025」について詳しくはこちら>

受賞理由

「仕事を任せる」スタンスを重視し、任されたリーダーたちがイキイキと働く環境を作り出した。一人ひとりの成長を真剣に考え、そのための具体的な道筋を丁寧に示し続ける姿は、まさに理想のコア。チームの一体感を醸成し、大きな成果へと導いた功績を称えます。

▼三田恭平さんプロフィール

2014年6月キャリア入社。BPO事業本部 BPO事業部 セールス課の課長。電子化ソリューション領域におけるスキャニングやデータ入力、カスタマーサクセス系のサポート業務を守備範囲に、課内の数値管理や、6名の営業メンバーと営業事務2名のマネジメントを担当。

 

趣味:サッカー、ゴルフ、BBQ、編み物

特技:時代に即した適度ないじり

座右の銘:レッツ・ポジティブ

個人からチームへ。成長の伸びしろと組織の一体感をつくるマネジメント

受賞理由にある「仕事を任せる」は、今期のチーム編成を考えるにあたり意識したことの一つです。セールス課は長きにわたり、チームを「小・中規模案件」「大規模案件」に分けていましたが、後者のチームにノウハウや知見が溜まりやすいことを課題に感じていました。というのも、大きな案件ほどお客様との交渉や実現可能性のハードルが高く、ときに誰もが知るような大企業の役員にプレゼンする機会があるなど、提案の幅の広さや質の高さから成長するチャンスが自ずと大きくなります。

つまり、所属するチームによって、メンバーの成長スピードに差が出てしまうことは、組織として良い状態といえなかったのです。

これを是正するため、今期は案件を属性で分けず、メンバーの誰もがいろいろな業務に携われることを念頭に置きました。ここには、成績の良いメンバーのノウハウを共有することで組織を強化し、他メンバーの成長促進はもちろん、リーダー候補の育成につなげたい思いもありました。

結果、これまで個人プレーが目立っていたメンバーがチームプレーを意識するようになり、他のメンバーの課題を拾い上げて解決に導いたり、営業に同行したメンバーが学んだノウハウを自分の案件に活かしたりと、たくさんの好影響が生まれました

さらには、これらの事例をきっかけに、チームで目標数字を追いかける意識づけが強くなり、総じて良い効果が現れています。チームの一体感が出てきたことも、今回の受賞につながったと感じています。

お互いのリスペクトがあって成立する「フラットな関係」

受賞のステージからも話したことですが、僕は「フラットな関係」を意識しています。

これを僕の言葉で表現すると、悩みや人に知られると恥ずかしいことでも言えるような関係、プライベートのことまでお互い知っている関係、さらには、上司部下問わず、「いじる」「いじられる」が成立する関係です。困ったときには助け合い、そこに感謝の言葉が自然とともなう人間性を全員が育み、良好なコミュニケーションが取れていれば、組織はフラットな関係でいいんじゃないかと思っています。

フラットな関係というと、ときに「部活っぽいよね」と言われることもあります。これは組織として軟弱、甘いといったニュアンスを含んでいると思うのですが、星社長や桶山さん(桶山雄平 うるる副社長)が、「部活っぽい雰囲気のまま、会社が成長できるんだったら、この上ないよね」って話すのを聞いたとき、とてもしっくり来たのを思い出します。

それに、フラットな関係を築いているからこそ、シナプス組織論が大切にしている「徹底的なフィードバック」ができるんだと思っています。実際、メンバーには言うことは言いつつ、相手の意見もしっかり確認しながら、共通意識をつくるように努めており、納得感があるから人は主体的に動けることを前提とした、マネジメントを意識しています。

一方、上司の鎌野さん(鎌野真人 うるるBPO事業部長)に対しては、リスペクトしつつも、フラットな関係を築くための努力をしています。鎌野さんとは、入社以来一緒に働いていることもあって、苦手分野は補完し、得意分野は積極的に取り組む、そんな役割をお互いに果たせていると感じています。

トップから昨日入社したばかりのメンバーまで心の距離を極限まで短くできると、会社の想いやビジョンを純度高く組織に行き渡らせることができるのではないでしょうか。その姿は外にも滲み出し、会社の良さとして広まっていくようにも思います。ですから、組織がどんなに大きくなったとしても、うるるの良き文化の一つとして残していきたいです。

シナプス組織を社外にも。ともに成長できる関係性を築きたい

そんな僕の仕事の哲学は、「仕事とは友だちづくり」です。カルチャーと戦略の浸透にフォーカスするシナプス組織論ですが、個人的にはそんな組織を社外にもつくれたなら最強だと思っています。

お客様とウエットな関係を築くことで仕事が舞い込んだり、良い取り組みが生まれたりもするだろうし、「御社はここを改善するともっと良くなる」「こういうサービスができたらいいと思う」のような話もできるようになるはずです。一緒に成長していける関係性こそ理想と思うので、友だちのように信頼できる人を社外につくることを、大切にしています。

受賞の連絡は伸輔さん(小林伸輔 執行役員CCOブランド戦略・人事担当役員)から届いたのですが、最初にスケジュールを押さえられたときは、「何をやらかしたんだろう」と、ドキドキしていました。そんな心境のなか受賞を告げられたこともあって、嬉しいよりもホッとしたというのが、最初の感想です。受賞はただただ嬉しかったです。周りの人の評価によって選ばれる賞なので、「やっていることは間違っていなかったな」「うるるに貢献できて嬉しいな」「周りに感謝したいな」と思っています。

次は自分のメンバーから受賞者を輩出するのが目標です。僕のチームには、シナプス組織論を体現しているメンバーがたくさんいますから、みんなをコアへと成長に導き、表彰台に立ってもらうことは、自分が受賞する以上の大きな喜びになると思います。

そこを目指し、また今日から頑張っていきたいです。

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