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2024/05/30

誰かの「困った」に最速復旧で応える うるるNo.1のホスピタリティ体現者の仕事観【2023年度「おもてなし賞」受賞者インタビュー】

2024年5月に開催した『うるる感謝祭2024』では、各事業の年間MVPに加え、私たちが「うるるスピリット」と呼ぶ行動指針にちなんだ3つの賞と、「社長賞」が発表されました。

うるるスピリットの一つ、「相手の期待を超える『おもてなし』」をもっとも体現した社員に贈られる「おもてなし賞」を受賞したのは、IT&リスク本部 IT&リスク部 情報システム課 藤田優基(ふじた・ゆうき)さんです。

「最速復旧」を自らのテーマに業務に励む藤田さん。その姿勢は社員の期待の一歩先をいく結果をもたらし、周囲に感動を呼び起こしています。そんな藤田さんに、受賞当時といまの心境、「おもてなし」の原点とその思想、さらには今後の抱負まで、大いに語ってもらいました。

▼藤田優基プロフィール

2022年、キャリア入社。IT&リスク本部 IT&リスク部 情報システム課所属。現在はオペレーションチーム長として、PCの不具合対応から社内各種システムの管理・運用まであらゆる業務をカバー。このほか、各事業部の新規プロジェクトもサポート。

趣味 ゲーム、キャンプツーリング

特技 そば打ち

座右の銘 念には念を入れよ

不測の事態に備え、公私ともに時間     に余裕を持った行動をしています。

<受賞理由>

天性のホスピタリティ精神を持っていること、また相手の立場や状況を踏まえた上で話を理解し真摯に対応している点が素晴らしく、チーム内では全体の状況を見ながら、段取り良く仕事を進め、仕事の成果を客観的に評価する姿勢が高く評価されました。

周囲からの称賛と、業務姿勢への評価に感謝したい

「おもてなし賞」受賞にあたり、まずはいろいろな人に感謝とお礼をお伝えします。チームをはじめ皆さんのご協力あっての受賞でした。

受賞者が事業部、所属部、所属課と絞られていくなか、「あの人が選ばれるのかなあ」と考えていた矢先、呼ばれたのは、まさかの自分の名前でした。驚いているうちに、両親からのお祝いのVTRも流れはじめ……。とにかく思いもかけないことの連続で、頭の中はまったく追い付いていませんでしたね。そのせいか、受賞前後の記憶はあいまいですが、「自分だけの力ではなく、チームの協力、皆さんのご協力のおかげで受賞できました」とスピーチしたことは、しっかり覚えています。また、そのあとのフリータイムでは顔見知りの人はもちろん、初めて話す人からも「藤田さん、おめでとう!」「藤田さんが受賞すると思っていましたよ」と、声をかけてもらえたことは嬉しく、ありがたかったです。

受賞に至るまでの自分のパフォーマンスを振り返って思うのは、特別な何かをしてきたつもりはない、というのが率直なところです。ただ、前職で5年にわたり、テーマパークを営む企業に出向勤務していた経験がつながっているのでは、と感じています。

その当時、私にとってのお客さまは出向先の企業でしたが、出向先の方にとってのお客さまは、テーマパークや系列ホテルをご利用になるゲストです。そのため、所属チームの中にも「お客さまの先にいらっしゃるエンドユーザーをお待たせしてはいけないので、早く終わらせましょう」が暗黙の了解として根付いており、その経験が、うるるにジョインして以降、「社員の誰かの困った状態を、いかに早く復旧できるか」という考えとして生きているように思います。ここから生まれる行動が、社員の皆さんにありがたいと感じてもらえるポイントになった、と捉えています。

『最速復旧』を旨に、相手によりそう

私が仕事で最も意識していることは、上述のとおり「誰かの困りごと、もしくは支障が出ていることを最速で復旧する」ことです。これを補完するため、必ず記録を取ること、優先順位の高いものから確実に処理し、自分の抱えるタスクをどんどん減らすことを念頭に置いています。これらは相手の立場に立ったとき、自分はどういう対応をしたらよいのか、を考えた結果です。たとえば、パソコンに不具合が出たと相談を受けたとき、その人はパソコンが動かないことには一切仕事に取りかかることができません。その状況に自分が置かれたとしたら、「一刻も早く直してほしい」って絶対に思うはずなんですよね。この気持ちが、『最速復旧』という形で表れています。

業務もマネジメントも、おもてなし視点を持ち続けたい

入社から徐々にプロジェクトを任せてもらえるようになり、このたびチーム長にも任命されました。これからは、いままでのチームメンバーという立ち位置から、一つ二つと視座を上げて仕事と向き合えたら、と思っています。

チーム×おもてなしの視点では、メンバーとともに相手の求めるものを見定め、適切な対応を行うことはもちろん、パソコンやシステムの導入を検討する場でも、情報システム部門の立場から管理しやすいものを選ぶのではなく、たとえば使いやすさなど、社員の目線に立って考え、進めていく姿勢を大切にしていきたいと思います。加えて、マネジメント×おもてなしの視点では、トップダウンではなく、メンバーの希望によりそっていきたいですね。それぞれの目指す姿と重なりのある業務を見つけ、どんどん任せていくことで、モチベーション高く仕事のできる環境づくりに努めていけたら、と思っています。

自らの強みを磨き、尖らせていく

「おもてなし賞」の受賞は、自分の思う以上に、自分は社員のみんなに評価してもらえていることを、客観的に受け止める機会になりました。自分が何気なく大事にしてきたことでしたが、表彰という形で可視化されたことによって、「これは自分の強みであり、これからもどんどん磨き上げ、尖らせていく部分なんだ」と、自覚するきっかけにもなりました。 この先も『最速復旧』をテーマに、いままでと何ら変わらず業務に励んでいきたいです。そのなかで、2年連続となる「おもてなし賞」受賞につなげられたら。そうなるよう、ますます頑張っていきたいです。

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