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2022/11/16

現場の第一線に立ちながらコアラーの成長支援も。コアとしてのこだわりとは?【シナプスアワード2022受賞者インタビュー】

2022年10月に開催された「ULURU Synapse Award 2022」では、5名の社員が「優秀なコア」として表彰されました。

今回は「ルーキー・コア賞」を受賞した橋口拡和さんのインタビューをご覧ください。

<「ULURU Synapse Award 2022」について詳しくはこちら>

入社9年目を迎えるタイミングで初めての受賞

「シナプスアワード2022」のルーキー・コア賞に選ばれたのは、NJSS事業本部セールス課カスタマーサクセス2課の橋口 拡和(はしぐち・ひろかず)さん。

<受賞理由>
コアラーと徹底的に寄り添い、的確な指導、育成、フィードバックを実施しています。
コアラーに対して常に考える場・挑戦する場を与え、また本人が一番仕事に対して本気で向き合っており、そういった姿勢をコアラーに態度で示すことで、好影響を与えていることが評価されました。

NJSS事業本部セールス課の営業担当として、数多くの顧客対応を行いながらも、コアとしてコアラーの成長支援にも取り組んできた橋口さん。入社9年目のいま、受賞に繋がった理由は何なのでしょうか?お話を伺ってきました!

<橋口 拡和さんプロフィール>
2014年11月うるるに入社、東京都出身。2022年下期からNJSS事業本部カスタマーサクセス部の中にある入札業務支援課でスペシャリストとして、通常のNJSSのシステムでは解決できない業務プロセスを受託型で解決手段を提供する仕事に携わる。趣味は小学校3年生の息子が取り組んでいるサッカーの試合を観戦すること。車での行き帰りの時、「どこが良かったか」「どこができなかったか、どうしたいとという姿が見えているか」といった振り返りの時間を大切にしている。

お子さんの運動会でたたずむ橋口

プレイヤーとして第一線で活躍しながら、コアとしてコアラーの成長支援も両立

ルーキー・コア賞受賞を聞いた時、嬉しいという気持ちが最初に来ました。
入社したのが2014年11月。もうすぐ9年目を迎えるタイミングで、こんな僕でも賞賛してもらえるような人間になれる、認めてもらえるような機会がうるるにはあるということは、勝手にですが勇気づけられる人もいたんじゃないかなと思っています。

上期はNJSS事業本部セールス部カスタマーサクセス課2課のリーダーとして、7人のコアラーに対してコアとして向き合ってきました。

まず意識したことは、自分自身が先頭に立っている姿、仕事をしている姿をメンバーに対して示していく必要があるということ。

コアである清水さんからは「自分が担当する顧客の数を減らしてでも、メンバーの成長支援の方に力を入れてほしい」というオーダーがありました。
でも、僕はそこに納得感が得られなくて。

やっぱり自分がコアラーとしてコアと関わってきて、現場の第一線で働いている諸先輩方のコアとしての姿を見ていると、納得感があったんですよね。
口だけだと、コアラーであるメンバーには納得してもらえないぞ、と。
だから最前線で顧客対応もしながら、コアとしてコアラーのサポートもしたい、僕自身が納得できる形でやらせてください、という話をしました。

客観的に見れば、コアとしてコアラーに対してできたことはもっとたくさんあったかもしれません。
でも僕自身はコアとしてコアラーに向き合うことも、顧客対応も、おざなりにしたというつもりは一切なくて。
ルーキー・コア賞受賞という素晴らしい結果につながり、またみんなからのコメントを見ていると、コアとしてコアラーの成長支援を行い、お互いに納得できる形にできたんじゃないかなと思います。

両立させるために工夫したのは、時間とやることを決めること。
あれもこれもと1日の中にいろいろ詰め込むと、一つひとつの業務が疎かになりがちです。
だから、「今日はこれをやる」と決めたらその業務以外は行わず、次の日にメンバーとの対話時間を作っていました。

やろうと思えばいくらでもできちゃう業務も確かにあります。
でも大切なのは、自分の中で処理できる絶対量をストレッチさせつつ、これはここまでできたらOK、次の業務に取り掛かるという線引きをちゃんと引くこと。

課全体で持っているミッション、自分が持っているミッションを常々意識しながら、線引きと優先順位づけを行ってきました。

コアでありコアラー。自分が納得して働くためにもコアを支えたい

もう一つ、コアラーとの関わり方で意識していたのはティーチングよりコーチングをするということ。
上期の前半は、自分の業務をする時間を創出するために、ついついコアラーに対して考えてもらうというより「こうしなさい」と教える方に偏ってしまっていました。
そうするとコアラーが、「指示を聞いた通りにすればいいんだ」と思考停止してしまい、臨機応変な対応が難しい場面が発生するようになって。
これは良くないなと思って、上期の後半からは「なんでだと思う?」と問いかけながら、目の前の事象に対する考え方や構造理解を促し、同じような事象が発生した時にもコアラー自身が考えるような支援に変えました。

そもそもシナプス組織というのは、会社や事業部のミッションを達成するために、所属しているメンバー全員が「どうすれば達成できるか」ということを自分で考え、動けるのがあるべき姿。
そのための関わり方が前半はできていなかったなと反省しています。

うるるも大きな組織になり、いろんな人がいます。
今後自分がどう成長していきたいかという思いや、価値観も違う人たちが集まって、全員が同じ温度感で、同じ高さの視座を持つことは本当に難しいこと。

でもどれだけ全員が当事者になって、同じ温度感・視座でミッション達成を目指せるか、常々全員が一つ上のレイヤーの視座を持って、今自分たちがどこにいて何が足りないか、どうすれば達成できるかということを客観視できるかということに挑戦していきたいと思います。

僕自身コアでもあり、コアラーでもあるわけですが、常々コアが持っている情報を取りに行く姿勢を意識しています。

組織なので、決定事項として下りてきたものにたとえ納得感がなかったとしても、そこはグッと堪えて飲み込まないといけない状態ができてしまう。
でも僕自身の性格もあるんですが、物事が決まっていく過程を知って、納得感を持って仕事と向き合いたいんです。

だから自ら情報を取りに行くし、コアがまだ考えている段階で自分も積極的に入っていって、「こうした方がいいんじゃないか」という考えを伝えるように心がけています。

コアになってみて気づいたんですが、コアってある意味孤独。
右腕になるというのは烏滸がましいかもしれませんが、コアラーとしてある程度コアの壁打ち相手になれるような存在でいたいなと思いますね。

あくまでも通過点。これからも全員が考える組織を作っていきたい

僕の中に一本軸としてあるのは、会社に所属する組織人である以上、組織が目指すミッション・ビジョンを達成するために、メンバー全員が常々考え、行動しないといけないという思いです。
なぜ自分がこの会社に入ったのか、この事業部にいるのかという意義を常に考えながら、自分自身の今後のビジネスキャリアと照らし合わせて、自分がどう行動し成長していくかということが一直線になっているのが望ましいのではないでしょうか。

自分がこの組織に所属している存在意義は何なのか。
自分はこの組織で何を成し遂げたいのか。
それが会社・事業部・チームのミッション・ビジョンの達成に役立つか。
そういったことを常に考えることが非常に重要だと思っています。

お恥ずかしながら、もともと僕はそんなに思考する方ではなくて。
でもうるるで働いていると、心強い先輩たちが常に考え、隠れた努力をしながらミッション・ビジョンの達成に献身している姿に触れることが多く、マインドが変わってきました。

自分の後輩の方が先にマネージャーに昇格したり、父親が亡くなってプライベートでももっと責任感を持たないといけないなと感じたいり、そういう経験の積み重ねもあったと思います。
そしてそんな僕の変化に気づき、成長を支援してくれる先輩方が機会を与えてくれたからこそ、段々と自分が変われたんじゃないかな。

ルーキー・コア賞の受賞はあくまでも通過点の一つ。
一旦、これまで取り組んできたことは間違っていなかったと評価していただけたことは嬉しく受け止めています。
でも、僕自身も所属している組織もあるべき姿になるためにはまだまだ成長が必要。
今回のルーキー・コア賞受賞を自信にしながら、慢心・過信することなく、これからもみんなを引っ張れる存在になれるように頑張りたいと思います。

この度は本当にありがとうございました!
まだまだ未熟な僕ですが、これからもよろしくお願いします!

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