【うるるメンバーストーリー】技術的観点でビジョン実現の一端を担う
皆さん、こんにちは。うるる取締役の小林です。
うるるのメンバーひとりひとりの「想い」を、より多くの方に知っていただくための企画【うるるメンバーストーリー】、今回は私・小林が、技術戦略室 室長の高橋を取材しました。
高橋のうるるにかける想いが存分に詰まった内容になっていますので、是非御覧ください。
まずは、簡単に高橋のプロフィールをご紹介いたします。
高橋 雅哉(たかはし まさや)
技術戦略室 室長
・酒をこよなく愛しています。
・不摂生の罰で内臓1つありません。
・ソフトもハードもハックが好きです。
・実は勝どきで働くのは人生2度め。
・上の子供はもうすぐハタチ。
・最近の悩みは「寝落ち」です。
目次
インターネットの成長と共に歩んできたキャリア
うるる入社前は医療、ゲーム、印刷など様々な業界に携わり、エンジニアとしてだけでなく、事業開発や起業など多種多様な仕事を経験してきました。
自分のキャリアを振り返ると、比較的若いうちからプロジェクトやチームのマネジメントを経験させてもらい、またインフラが整っていないインターネット黎明期からシステムと関わってきているので、インターネットの成長と共に自分自身も成長してきたような感じです。
当時、AWSなどのクラウドサービスが整っていなかった時代は、自分たちでデータセンターでサーバーの組み込みを行い、窓が無く空調も低くすごく寒い中、気が付いたら朝になっていたりとかもありますし(笑)、web会議とかも無かったので海外の会社と何かやろうとすれば直接現地に行かないといけない事も多かったですし・・・今よりも不便でしたが、今より楽しい経験を沢山積めたのは自分自身の財産だと思います。
▲当時の高橋(かわいいお子さん二人と)
入社の最後の決め手は「人」
エージェントからの紹介でうるるを知りました。一番最初、カジュアル面談の際にうるるの話を聞いた時、「半信半疑」という気持ちになったことを覚えています。というのは、「従来の自分自身の当たり前」と「うるるの当たり前」のギャップに驚いたからです。
良いビジョン、良い理想を掲げている会社は沢山あるけれど、そこに本当にとことんこだわり実行していける会社はとても少ない—–それが私の中での常識でした。
うるるは、「人のチカラで世界を便利に」というビジョンを軸に、ひたすら社会を良くしていくことを大切にし、その信念を貫きながらも上場まで果たしており、「こんな珍しい会社があるんだな」と感じました。自分たちも潤っているし社会にも還元している、まさに有言実行な会社だなと。
自分たちを大事にすることも勿論大切ですが、それよりも社会やユーザーを幸せにするという視点を強く持っているのがうるるで、私も今まで多くの会社を見てきましたが、こんな会社は初めてでした。
そして、うるるへの理解を深めていく中で、最後の決めては「人」でした。うるるにとって都合の良い採用ではなく、私自身とどうしたいかを一番真摯に考えてくれた会社でした。双方の都合や主張が、お互い様のものであるという認識を持ってきちんと対話してくれたのがうるる。
そしていざ入社してからも皆等身大の姿勢で真摯に対応してくれるので、入社前と入社後のギャップもほとんど無いと思います。
技術領域における経営企画的存在
横串横断型の組織として、全社の技術分野の基盤を固め、そして経営・技術・現場など、あらゆる観点の思いを汲み取ったうえでそれを戦略に落として実行していく部隊が我々技術戦略室です。
例えで言うと、会社全体に対して経営企画という部門があるように、技術部門に対しては技術戦略室があるという感じでしょうか。
技術目線で会社や事業がどう成長していくかの絵を描き、技術領域の戦略を練り上げ、経営と技術と現場の3つに還元していくことがミッションです。
仕事の進め方としては、まずは正しく現状把握をして課題感を見つけるところからスタート。大きめの課題には自分も入り込んで一緒に解決します。経営側の視点と現場の視点の両方をバランス良く保ちながら現場とコミュニケーションを取っていきます。
現場を回すこと自体は現場の仕事になってくるので、技術戦略室は現場の状況を見てアドバイスをしたり、会社全体を見て現場とコンセンサスを取りながらよりベターな対策を現場と一緒に練ったりしています。
また、技術領域における監査法人とのやりとりについては、現場での対応が難しい部分もあるので、我々が橋渡しを行ったりします。当社は上場会社なので、統制ルールに沿った開発をすることが責任として求められます。
CTOやCIOが担う業務を経験できるチーム
技術戦略室のミッションにおける醍醐味は、非常に広い視点をもったうえで様々な業務を回せることだと思います。
経営・技術・ビジネスなどすべての視点を持った上で仕事を進めていくので、ビジネスと技術の繋がりを感じながら仕事をしたい人にはうってつけの業務だと感じます。
通常の会社だとCTOやCIOといった立場の人が一人で回すような業務なのですが、そこを一つの部署としてうるるでは扱っているので、そこに身を置いて仕事ができるのは良い経験になると思います。
とはいえ、まだまだ沢山のことが具体化しておらず、そこを自分たちが旗振って一つずつ定めていく必要があります。その状況の中で、ステークホルダーとコミュニケーションを正しく取りつつ、柔軟に仕事を進めることが求められます。
故に、技術戦略室はコミュニケーションがとても大切になります。各部門のメンバーと細かいコミュニケーションを取り、細かい課題をどんどん見つけていく必要があります。
そして、戦略を設計するために、経営側や現場の課題を正しくキャッチアップし、そこで設計した戦略を適切な人にきちんと伝える。
更に一度伝えておしまいではなく 決めた後も何度も会話をし、そこから適切な議論を生み出し、またそこで新たな課題が見えたり、新たな決定事項が生まれたりします。
このような業務が多い部門なので、ビジネスマンとして必要となる多くの素養が身につく部門なんだなと感じています。
技術的観点でビジョン実現の一端を担う
「人のチカラで世界を便利に」といううるるのビジョンに共感したことも、自分が入社を決めた理由の一つです。
通常の会社だと「自分たちはこうする」みたいなビジョンが多いですが、うるるの場合は「自分たちだけのチカラだけではなく、人のチカラを活用してみんなで一緒に便利な世の中にしていこう、そしてそれを実現するための仕組みはうるるが用意するよ」というそういうメッセージと捉えました。
そして社員もうるるのビジョンを実現するために働いていると信じて疑わない部分を選考時から感じましたし、うるるの面接ってうるるに合うかをかなり徹底して見るので、今いる人達も当然ビジョンに共感しているんですよね。
事業を通じてビジョンを実現をしていくので、技術戦略室はそこを技術的観点で支えることで、ビジョン実現の一端を担っていると感じています。
限界の限界まで全員の当事者意識を大切にできる組織を目指す
▲当社エントランスにて
「当事者意識を持って納得して働く」という、うるるスピリットが私の一番のお気に入りです。
このスピリットは、明らかに社員自身が自分たちに対して求めているものだし、他の4つのスピリットも究極これにすべて集約されていると感じています。
特に「当事者意識」が仕事をするに於いて大切だと感じています。
自分の会社や事業にフルコミットし続けるレベルで仕事に対して当事者意識を持ち続けることは結構難しいことでもありますよね。
そういった意味で、うるるが提唱しているシナプス組織のように、全ての社員が社長の思いをしっかり汲んで一枚岩になっていこうぜという思いをこれからも大切にしていきたいと思っています。
うるるが何千人何万人の規模になろうとも、限界の限界まで全員の当事者意識を大切に出来る組織でありたいと思います。
編集後記
今回の取材を通じ、高橋のうるるビジョンの捉え方が非常に興味深いなと感じました。これはうるる入社前に数多くの経験をしてきた高橋だからこその視点であり、私も取材をしつつ勉強になりました。
技術戦略室はIT会社としてのうるるの成長を担う非常に重要な部門。この部門を率いる高橋のこれからの活躍に大いに期待したいと感じました。
そして、「こよなく愛す酒」を片手にこれから高橋と沢山の時間を過ごしていきたいと感じました。
以上、【うるるメンバーストーリー】はこれからも続いていきます。次回のリリースをお楽しみに!