【うるるメンバーストーリー】プロダクトや技術を通じて、多くの人へハッピーを届けたい
皆さん、こんにちは!採用広報部の神崎です。
気付けば、8月も残すところあと1週間となりましたね。
昨今の状況で、「平日は在宅勤務・土日は外出を控えて自宅で過ごす」という方も多いかと思いますが、皆さん適度に身体は動かしていますでしょうか?私は身体年齢を若返らせるべく、おニューのヨガマットを使い筋トレに励んでおります。笑
さて、本日はえんフォト事業部で働くエンジニア 莊(そう)の【うるるメンバーストーリー】をお届けいたします。莊の仕事に対する「想い」を、私・神崎がオンライン取材してきましたので、ぜひ最後までご覧ください。
まずは、簡単に莊のプロフィールをご紹介いたします。
▼莊 亞帆(そう あはん / Chang ya fan)
・2019年11月入社
・えんフォト事業部 開発課所属
・「リングフィット アドベンチャー」に遊びではなく真剣に取り組む日々
・そして、目指すはマイナス10キロ減
・音楽が大好きで、作曲や楽器演奏(ギター・ピアノ・バイオリン)など暇なときにやっている
・バスケも好き(今体力不足で、なかなかしんどい)
・台湾出身だが、台湾も日本も好き
・婚約中の彼女と結婚を目指している
(Staging環境反映済みだが、本番反映したいw)
目次
人と人との関わりを大切に、自社プロダクトを育てたい
僕は、台湾の大学院を卒業後、京都にある日本語学校に1年半通い、現在社会人5年目になります。社会人のスタートを切った時から今に至るまで、全て日本の企業でエンジニアとして働いています。大学院時代、スマホに組み込まれた各センサーを使った研究に取り組んでいたこともあり、Androidアプリの開発からキャリアをスタートし、その後は、Web開発・インフラ構築・IoTやAIに関わるプロジェクトなど、様々な分野の受託開発に携わってきました。
その時々で自分がやりたいと興味を持ったことに対し、好奇心の赴くままに動いてきており、こういった経歴になっています。昔から、「チャンスがあればやってみよう」と思っており、興味を持ったらすぐ行動したいタイプなんですよね。後ろも未来のことも長々と考え悩むのではなく「おもしろそう!」と思ったらすぐに飛んで行っていた感じです(笑)。
そんな僕がうるるに転職するに至った理由は、2019年7月にうるるに転職していた僕の前々職の先輩、蔡(さい)さんからのメッセージにあります。(※莊は、うるるにリファラル入社しています。詳しくは、こちらをご覧ください。)
蔡さんとは元々仲が良かったのですが、蔡さんが転職して以降、毎日のようにメッセージをもらっていまして(笑)。「うるるってこういう会社だよ」「スクラム開発やってるよ」「こういう技術使っているよ」など、技術に関することから会社の文化まで沢山連絡をもらっていたので、僕はうるるに入社していないながらも勝手に馴染みのある会社に感じていました。それまで、関西でしか仕事をしたことがなく、東京でも働いてみたいということも考えていたので、徐々にリアリティのある話になっていった記憶があります。
そして選考を受け、社外の人も参加できるイベントにも参加した後、入社を決意した理由は「チームワーク・連携をとりながら、自社プロダクトの成長に携われる環境がある」と感じたことにあります。選考とは別で職場体験として参加させてもらった、スクラムミーティングを通じて、人と人との関わりが活発で、コミュニケーションをとりながらチームワークを大事にしているように感じたんです。
それまで、僕は受託開発の経験ばかりだったので「チーム」という概念がそもそも薄く、案件ベースの考え方になってしまっていたため「このプロダクトを成長させるために」という考え方があまり持てていませんでした。こういった背景もあり、「チームワークを大切に、自社プロダクトの成長に向けて働く」ということが実現できる環境だと思い、入社を決めました。
ユーザーにとって、より便利で使い易いプロダクトへ
幼稚園・保育園向けのオンライン写真販売サービス「えんフォト」というプロダクトの開発を担っています。インフラの管理・機能改善・保守開発など、特定の領域における開発ではなく、これまで培ってきた開発の経験を発揮できるような様々なことに関わっています。今、うるるでは自分が持っている知識・経験を、ほぼ全て使えているような気がしています。もちろん、経験したことのない部分もまだまだありますが、これまでのベースの経験を活かして、今まで携わったことのない分野で仕事ができていて楽しいです。
直近では、えんフォトにアップされている写真のダウンロードがスムーズに行えるようにする既存機能の改善に取り組んでいます。えんフォトは、一つのアルバムに写真を1,000枚アップロードできるのですが、仮に写真1枚が1MBだったとしても、1,000枚では1GBになってしまうので、それをZIPで圧縮してダウンロードしようとした際に、システムのスペックやサイズによって難しい場合があるんですよね。
僕はこれを改善するために、機能自体をサーバーレス化し、AWSのサーバーレスアプリケーションモデルを活用した、サーバーのスペックに依存しない・どんなサイズの写真でも簡単にダウンロードできる方法を提案し、リリースに向け現在も開発を行っている最中です。
また、えんフォトには「顔認証機能」という、保護者の方がお子様の写真を簡単に選ぶことのできる機能があるのですが、この機能をより多くの方に活用いただけるような改善も進めているところです。顔認証機能を使うと、例えば1,000枚の写真が載っているアルバムの中から、自分のお子様が映っている写真を上位表示させ、写真を探す手間が省けます。ただ、顔認証機能は、まず保護者の方にお子様の顔を登録していただく必要があるので、このステップを促すような仕組みを考えているところです。
エンジニア組織に新しい文化を作りたい
所属する部署に留まらない話をすると、うるるのエンジニアであればアプリ開発もインフラ面も両方対応できる、SREを全社的に導入したいと考えて現在進行系で取り組んでいます。これは、うるるにおける夢でもあります。
どの事業部においても、インフラ管理に対する工数をもっと増やした方がいいと課題感を持っていまして。障害が発生した際に早急に対応しないといけないというのは当然ですが、そもそもそういったことを起こさないようなソリューションを導入しないといけない。一旦対応し始めたら時間が物凄くかかることでもあるため、そもそも「インフラチーム」「アプリケーションチーム」という分類のされ方が無いうるるだからこその、新しいエンジニアの文化を作っていきたいと考えています。
新しい仕組みを導入すること・そのために考えることが僕はすごく好きで、楽しくやりがいを感じる瞬間でもあります。「新しい」という言葉の意味としては「世の中の流行り」という新しさではなく、「皆がハッピーになるための変化」を指していまして。社内外問わず、プロダクトや技術を通じて、ハッピーな人が増えるソリューションをどんどん提案していきたいんです。「この機能や仕組みが、より人の役に立つには?」を考え取り組むことが僕のやりがいを感じるポイントです。
国境を超えるプロダクトになることを夢見て
個人的な夢としては、プライベートにおいてプロダクトを作ることです。年に2~3回家族や彼女と旅行に行くのですが、毎回行き先やプランを考える役回りを僕が担っていまして、これが結構大変なんですよね。。大変であるが故に、大抵は王道パターンで計画をしているのですが、他の人が作ったプランをそのまま真似したい・教えて欲しいと切実に思っていまして(笑)。
こういった考えから、年齢・家族構成別のプランや「良かった / イマイチだった」がシェアされているものがあれば、まるまるコピーできたり、僕のようなプランを練らないといけない人がラクになるかなと思っています。
また、えんフォトに関する夢でいうと、将来的に海外にも展開できたらいいなと思っています。その中でも、故郷の台湾に進出できたらすごく嬉しいなと・・!台湾の幼稚園・保育園事情には詳しくないのですが、園における写真に関するニーズは万国共通かと思っていますし、皆が知るメジャーなサービスがまだ存在していないことは間違いないかなと。自分の携わるプロダクトが、将来的に故郷でも当たり前に使われるプロダクトになったら、非常に嬉しいですね。「この大本のプロダクト、僕が日本で開発に携わっていたんだよ」なんていう話ができたら、いいなぁなんて思っています。
一人ひとりの意識が、チームを前進させる
「当事者意識を持って、納得して働く」が、僕の一番好きなうるるスピリットです。自分がオーナーシップを持つにはすごく大事なことかなと思っていまして。自分の携わっていることが「ただの仕事」でなく、「自分がそれを所有しているんだ」という考え方が大事だなと思っています。
例えば、チームメンバーが解決すべき問題を抱えていたとします。それを、他人事とせずオーナーシップを持つことによって自分の問題としても考えられるようになりますよね。そして、元々は他の人が抱えていた問題を解決できたのであれば、その人が恩恵を受けるだけではなくてチームとしても前進するじゃないですか?メンバーそれぞれの課題を解決することで、チーム全体が成長することができるという考え方を僕はしていまして、これって言い換えると「当事者意識」であり、僕の中で働く上で一番大事なことかなと思っています。
話は逸れますが、僕は宇宙物理学が好きで、例えば、「人間がどうやって誕生するのか?」などを考えることが好きでして。この分野において、「潜在意識が物質の世界へ影響を及ぼす」という、ファンタジー的な言葉があるんですよね。やりたいこと・やるべきことが出てきた際、ポジティブな考え方を潜在意識で持つようにすれば、より成功し易くなる・逆にネガティブな考え方を持つと失敗しがちになる、というものです。
人間が発するエネルギーが及ぼす影響のような話で、ちょっと訳分かんないなって思われる人もいるかもしれないですが(笑)、一人ひとりがポジティブな潜在意識を持つことで思いが融合し易くなり、同じようなポジティブなエネルギーが重なることで、より物質の世界へ影響を及ぼし、より物事がうまくいくようになるという考え方ですね。なので、先にあげた例で言うと、チームメンバーが抱えている問題を皆が解決しようと前向きに考え動けば、結果的にチームとして良い方向に進んでいるということで、僕の好きな考え方であり「当事者意識」に繋がることかなと思っています。
編集後記
「皆がハッピーになるための変化を取り入れることが好き」という言葉が印象に残った今回のインタビュー。ただ最先端の技術を追いかけるのではなく、より人の役に立つために何ができるかを考え、それを「ハッピー」という言葉で表現する莊。この考え方・言葉選びが莊の人柄をまさに表しているなと思い、タイトルにも使わせてもらいました。
また、最後の宇宙物理学の話は実に興味深い話だなと。確かに、チーム全体でポジティブな潜在意識を持って同じ方向を向けたら、物事がプラスに進まない訳がありませんよね。また新たな「当事者意識」に対する考え方を知れて、いつも笑顔で温かい雰囲気を持つ莊の考え方を知れて、心がほっこりする時間を過ごさせてもらいました。
【うるるメンバーストーリー】は、まだまだ続きます!
次回も乞うご期待!