M&Aは言わば“結婚式”。一緒に未来を描き、新たな価値創造へ。<調印式レポート>
みなさん、こんにちは。
うるる採用広報部の山口です。
さて11月13日にお知らせさせていただきました通り、出張撮影プラットフォームを運営するOurPhoto株式会社はうるるの会社となりました。
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そして12月1日、うるるとOurPhotoの調印式を日本M&Aセンターさまで執り行いましたので、レポートでご紹介します!
■調印式って?
調印式とは、株式譲渡契約を締結する場のことをいいます。M&Aは「結婚式と同じ」とも言われ、会社と会社が出会い、新たな未来を築いていくための大切な場となります。
目次
調印式の当日を迎え…
まずは日本M&Aセンターさまに到着!
東京駅からほど近いこの場所は、景色も抜群でした。
調印式スタート!
両者が揃い、さっそく調印式がスタート!
出された桜昆布茶は門出を祝う意味が込められているものだそうです。
最初に、重要物品の授受が執り行われます。
まずはしっかり固い握手…!
やっぱり結婚式のようです(笑)。
みなさん、記念にパシャリ!
そして、交換した重要物品の確認を行います。
いよいよ、振込実行のとき
確認が終わったところで、いよいよ株式譲渡契約における金額の振り込みです。
いつもと違う桁数に…
みんな席を立ってパソコンを覗き込み、しっかりと確認(笑)!
無事振り込みが終わり、安堵の表情に。
OurPhoto 代表の平野さんからひとこと
OurPhotoにとって一番のミッションは、今の事業、出張撮影のサービスをより大きくしていくことで、社会に還元していくこと。それが私にとって最大のミッションになると思っています。
またさらにOurPhotoを大きくしていくことそのものが、うるるさんへの恩返しにもなると考えています。1社だけではできなかった価値創造を、これから一緒にやっていきたいと思っています。
うるる 代表の星からメッセージ
本当に本日は結婚式のようで(笑)、まさにM&Aは会社同士の結婚ですね。
私たち、うるるには「会社はホーム、社員はファミリー」というスピリットがあります。非常にアットホームな雰囲気のある会社ですので、平野さんにもぜひ、仕事を通じて自分らしさを出していただきたいと思っています。そしてまた人生を通して、一緒になれるような新しい仲間を見つけてもらえると嬉しいです。
僕らもまだまだ未熟なので、一緒に成長していけるように頑張っていきましょう。
そして、両社の良き日に乾杯!
もちろん、ノンアルコールですが…乾杯にはピッタリ!
乾杯の挨拶は、えんフォト事業部の田中偉嗣より。
本当に1年前からお話が始まって、ようやくこの日を迎えられて感無量です。そしてこれから、どうやっていこうかで頭がいっぱいです(笑)。
両社が一緒になったことによって、より成長したと1年後・2年後にみなさんに思っていただけるように、ぜひ平野さん、二人三脚で頑張っていきましょう!
OurPhoto 代表平野歩さんへのインタビュー
これから一緒に事業をつくっていく平野さんにお話をお伺いしました!
「業界の新しい風に」OurPhoto立ち上げの思い
「世の中のひとを幸せにするサービスをつくりたい」と思って始めたのがOurPhotoでした。前職は印刷会社にいたのですが、写真業界って少しレガシーなところがあるんです。
一方でスマートフォンが普及して、ユーザーさんと気軽につながれる流れがありました。写真ってもっと自然体で、もっとカジュアルに撮影できる。今の人の価値観に合うようなサービスをつくりたい、と思ったのが起業のきっかけでした。
OurPhotoの社名の由来は「みんなの写真であってほしい」という思いから。
お客さんだけではなく、撮影するフォトグラファーさんにとってもより良いサービスにしていきたい。どちらかだけではなく、両者が幸せになるようなサービスを目指しました。
最初の2年間は無給。でも強いビジョンがあった
立ち上げてからの最初の1年間は、とても苦労しました。
当時はまだ「出張撮影」という冠もなく、世の中にもフォトグラファーさんを予約をするような概念がありませんでした。月々売上10万円という(笑)。
世の中にサービスを出したからと言って、お客さまが買ってくれるわけではないと痛感しました。最初の2年間は無給でしたね。
ただサービスに対して、可能性を感じていたところがあったので「絶対これを続けていれば、お客さんに喜んでもらえる。世の中に幸せを提供できる」ということは、強く思っていました。また、当時のメンバーがいてくれたおかげで、ここまでやってきてこれたと思います。
出会いは5年前に。そこからのご縁が形に
そもそもの出会いは、OurPhotoがサービスを開始して半年くらいのとき。
田中さんからお問い合わせをいただいたんです。
保育園・幼稚園向けのオンライン写真販売サービス「えんフォト」の事業で、カメラマンが足りないから連携できないか?というお話でした。当時はサービスが立ち上がったばかりだったので、なかなか実現は難しく…。ただし、うるるさんの晴海オフィスにお伺いしたり、そこからご縁がはじまっていきましたね。
そこから何年か経って。M&Aとか企業買収っていう言葉になると大々的な感じになってしまうのですが、OurPhotoとして「事業をより大きくしていきたい」「さらに世の中に価値を提供していきたい」と考えたときに、協業先をいくつかあたっていました。
そこで改めて1年前くらいから、うるるさんから一緒にやりたい、とお話をいただいたんです。
今はない市場をつくり、一緒に未来を描いていく
出張撮影は、今はない市場だと思っています。
えんフォトの田中さんは、それに可能性を感じてくれた。未来を同じ目線で見てくれたのが、今回の一番決め手になったところです。
また”人がいい”ですよね。一緒にこの人たちと働きたいなと思ったのも大きいです。
これからやっていきたいこととしては2つあります。
一つは、えんフォトとの事業のシナジーについて。
子どもの写真って情緒的であり、代替のつかないものだと思います。
そのマーケットにおいて、一緒になって価値創造していけるというのは、意義深い協業だと思っています。えんフォト✕OurPhotoが写真を通して、より世の中が幸せになるような価値をつくっていきたいですね。
2つ目として、うるるさんは事業を多展開していると思います。
ほかの事業でもシナジーが生まれるかもしれない。バックエンドや開発、オペレーションかもしれないですが、連携することで一緒に全体の事業に対しても貢献できればなと思っています。
最後はみんなで集合写真!
えんフォト✕OurPhotoのこれからの進化が、ますます楽しみになった機会となりました。
ぜひみなさんも、うるるのこれからをご期待ください!