VISION
2020/03/06

2018年12月以降に入社した皆さんへ【社内向け】

【社内向け】

以下の文章は、2018年11月29日に私から全社に送ったメッセージです。
2018年12月以降に入社した皆さんにも読んでほしいと思いこのブログにまとめます。

メッセージの背景として、上場直前期より増収増益で成長していたうるるですが、私達が掲げる理念やビジョンをより早く達成するために、今期は赤字にしてでも攻めの計画を立てようと検討していました。
ただ、上場企業は暗黙に増収増益が求められており、減収計画を建てる、ましてや赤字にするというのは大きな衝撃です。
その衝撃を受ける覚悟をしてでもゆっくりと増収増益を目指し時間をかけて成長すのではなく、一旦しゃがんででもより早い会社の成長及び企業価値の最大化を目指そうと、大きな経営方針の変更にチャレンジしようと決断した時期でした。
文中に出てくる「来期」というのは、今まさに進めている「今期」のことです。
うるるの組織づくりの考え方と、皆さんに期待する働き方と、今期及び5カ年計画に対する本気度を感じてもらえれば嬉しいです。

2018年11月29日
to:ALL

・予算策定への意気込み

これから3月中旬にかけて来期以降の予算作成に入りますが、来期の計画を立てるために、3〜5年の経営方針を定める必要があります。

今回その経営方針は大きな決断と覚悟を持ったものになりました。
各部長からすでに説明があったかもしれませんが、各部はその方針を踏まえて計画や戦略を立てます。

3〜5年後のうるるがどうなっていたいかをイメージし、そこにどのように行くのか地図を描くのです。

そこから来期の計画と戦略、そして予算を作成し、各部のを合算し、修正し、また合算し、3月中旬までに何度かそれを繰り返します。
各部の最初の計画と予算の提出は12月中旬です。

繰り返しになりますが、今回の予算作成は大きな決断と覚悟を持って挑みます。

・認識の確認

そこで皆さんに認識の相違がないように確認しておきます。

この作業を進めるにあたり、自分の仕事に関連することには大いに関わってください。トップダウンで全てを決めたいとは思っていません。

当事者意識を持って働くためなのはもちろん、うるるが持っている力を少しでも無駄にしたくない。今のうるるの全ての力を持って挑みたい。
それで上手くいかなかったなら力不足。全力で反省して力をつけて再チャレンジしよう。

けど、力を出し切らず上手くいかなかったら後悔しか残らない。正しい反省もできないから同じ失敗を繰り返す。それはナンセンス。

これはお願いでもあります。
みんなが持っている力を集結させたい。
自分の仕事の都合はとりあえず横に置き、ベストな計画を作りりたい。(不都合や偏りはなんとかする。)
そしてそれに積極的に参加し、能動的に行動することに協力して欲しい。
情報が足りなければ確認して欲しい。
認識がズレててワークしないことは絶対に避けたい。

・理想を持つ

うるるには理念がある。
うるるをいい会社にしたい。
友達に自慢できる会社にしたい。
家族に誇れる会社にしたい。
社会に必要とされる会社にしたい。
世界に期待され応援される会社にしたい。

そのために、
会社に対して将来の理想を持ち、
3〜5年後の理想を持ち、
事業に理想を持ち、
自分のチームに理想を持ち、
自分の今の業務に理想を持つ。

いい理想を持つために理想的な会社や人や本などからいい情報をインプットして欲しい。

逆に目の前の業務に理想を持たず、変化もなく、思考が停止するような仕事はして欲しくない。
言いなりになり不満を持っていては前に進むことはないと断言できる。
納得して働かずして自己の成長や会社の成長はない。
いい理想を持ち現状との差を埋める努力と挑戦をして欲しい。

・感動しよう

少し周りを見渡せばいい会社はいっぱいある。それに比べればうるるはまだまだだ。
マンションの一室でスタートして上場するまでに成長したがまだまだだ。
上場が我々のゴールではない。
理想に対する乖離はまだまだ大きい。

だが、だからチャンスだ。
いい会社に入るというのは一つの喜びだが、いい会社を作る方が喜びは大きいと思う。
自分の力で理想を叶える事に勝る感動はなく、成長の大きさが感動に比例するなら、まだまだ未熟なうるるは成長余力が大きい。
ただし、感動は当事者意識を持ち、理想を持ち、現状との乖離を埋める努力があって生まれてくる。

共にいい会社をつくろう。
共にいい理想を描こう。
そのために必要なことを共に学ぼう。
そして、共にうるるを育てよう。
共に感動を分かち合おう。

今回の予算作成に対する覚悟をみんなが感じ、ベストな解に向かって意見をぶつけ合い、全員が持っている力を発揮して欲しい。
理想を叶えても、全力投球できなければ感動は訪れない。
蚊帳の外からなんとなく眺めることがないように、蚊帳の中に入るよう自分を奮い立たせなければならない。

・本気になれない人へ

それでもやっぱりモチベートできなければ、うるるで働くことは考え直した方がいいかもしれません。お互いの幸せのために。
けど、何かしらの障害で全力投球できていないと感じている人がいたら教えてください。
あなたが全力投球できるようサポートします。

誰かのせいだとか会社のせいだとか大いに結構。思い切り言い訳がましくて結構。全然気にしないでください。その障害が原因で本気出せてないだけだとするならそんなもったいない話はない。
可能な限り改善しますので、私にコンタクトを取ってください。
改善するチャンスをください。

最後に、人は誰しも楽をして生きたいと思っています。それが人の本能です。
ではなぜ困難に立ち向かうのか?
理想があるからです。
志があるからです。
共に感動したいからです。

人生は分かれ道の連続ですが、本能に従って楽な方に行かないでください。
強い心で迷わず茨の道を選んでください。
その方がたくさんの成長機会があります。
成長すると今までだったら現れないような新しい分かれ道が現れます。

現状が楽だと感じたり、困難はさほど現れないと感じたりしているのは、成長機会を待っているからです。
リクルートの創業者の言葉ですが、「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という言葉があります。
これができなければどこに行っても通用はしません。
どこに行っても通用する人になろう。

5カ年計画等はこちら
中期経営計画
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3979/ir_material_for_fiscal_ym2/64492/00.pdf
決算説明会書き起こし
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3979/ir_material_for_fiscal_ym2/66819/00.pdf
決算説明会動画
https://www.bridge-salon.jp/movie/3979_20190528_5cf509b43cf78/

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