一つ先の景色を目指して。メンバーの熱意を駆動させる、モチベーター型マネジャーの信条【シナプスアワード2025受賞者インタビュー】
2025年10月に開催された「ULURU Synapse Award 2025」では、5名の社員が「優秀なコア」として表彰されました。うるログでは、受賞者の声を順次お届けします。
今回は「ブロンズ・コア賞」を受賞した梶沼孝梓さんの登場です。
「何ら特別なマネジメントはしていない」と話す梶沼さんですが、背中で語りチームを引っ張る姿が、コアラーとの「信頼」を育み、受賞につながりました。インタビューでは、仕事に向かうスタンスや仕事の哲学など、梶沼流マネジメントの本質に迫ります。
<「ULURU Synapse Award 2025」について詳しくはこちら>
▼授賞理由
メンバーの強みを活かす仕事の割り振りや、ユーモアあふれる雰囲気作りでチームを盛り上げました。スピーディーかつ的確な対応で業務効率を飛躍的に向上させ、チームの生産性を高めています。その献身的な姿勢と貢献は、チームを影から支える大きな力となりました。
▼梶沼孝梓さんプロフィール
2014年キャリア入社。NJSS事業本部カスタマーサクセス課、インサイドセールス課、マーケティング課を経て、当時の新規事業であったfondesk事業本部に異動。現在は、同事業本部 第1事業部に所属。部長ならびにセールス課、オペレーション各課の課長を兼任。前職はWeb制作会社の営業兼ディレクター。このほか、不動産業、保険業、広告代理業での就業経験を持つ。

趣味:犬揉み
特技:早起き
座右の銘:悪いこともあれば良いこともある
目次
コアラーがイキイキと働ける環境づくりに注力

受賞理由にあるとおり、僕は明るさとユーモアを大切にコアラーと向き合ってきました。
というのも、今期、僕らのチームはチャレンジングな取り組みが増えています。この状況は当事者であるメンバーにとって期待やプレッシャーを感じることもあると思うのですが、だからといってネガティブな気持ちになってほしくはありません。
むしろ、こういうときだからこそチーム内に明るい雰囲気が必要だと思い、チームのムードメーカーを買って出ているのです。
それに、仕事とは1日の長い時間を占めており、しかもそれを何十年と続けるものなので、つまらないと思いながらやりすごすのはしんどいものです。
そんな無為な時間を過ごすことのないよう、「いかに期待感を持って仕事に臨めるのか」を一番のポイントに、コアラーには過去の経験やスキル、そして興味のある分野を混ぜ合わせた業務を提供できるように努めています。
また、普段からコアラーが目の前の業務の意図や目的を理解したうえで仕事に当たっているのか、何よりもイキイキと仕事をしているのか、その様子を常に察知することも心がけています。
コアラーのあるべき理想像を、自らも実践

fondesk事業本部は現在、組織が少しずつ大きくなってきています。この事業の成長に負けないようメンバーにはどんどんステップアップしてもらい、何なら僕が今持ってる仕事も引き取ってもらえるくらいになると嬉しいです(笑)。
僕は本気でそう思っているので、全メンバーが次のポジションを意識して、「いま、その立場の人は何を考えているんだろう」「自分が先回りしてやってみよう」と考え行動できることを、理想の組織の姿に掲げています。
実際、僕自身もコアのことをよく知るために、話をしっかり聞くことを大切にしています。また、「コアはなぜこの話をするのだろうか?」と、常に疑問を持って話の背景を尋ねることも心がけています。
僕の以前のコアである上口さん(上口徹也 fondesk事業部 第2事業部長)とは、fondeskが新規事業だったころからの長い関係ということもあり、たとえば1on1で会話した内容に対し、「上口さんはもしかしたら、こういうことを考えているんじゃないか」と自分なりに考えを巡らせ、必要そうなことを準備するなどのサポートをすることを大切にしてきました。
現在のコアである脇村さん(脇村瞬太 執行役員 fondesk事業担当役員)に対しても、その目線まで自分を引き上げることが、いま目指していることの一つです。
そんな僕の仕事の哲学は、「何でもやる」です。
僕は飽き症なのですが、これはいろいろな新しいことに臆せずチャレンジできると言い換えることができます。さらには、面倒くさがりなので、どうにかして楽をできないかと常に考えています。
ですから、仕組み化、簡素化に取り組んで業務効率を上げることは大好きだし、そこに意識を働かせている自覚もあります。こうした自分の特性が、今回の受賞においても評価ポイントになったのだと思います。
もっと大きな「背中」をコアラーに見てもらうために

受賞の知らせをもらったときは、もちろんとても嬉しかったのですが、「社歴の長い僕がもらうことになってすみません」という気持ちにもなりました(笑)。
うるるは誰もが前向きかつ素直に仕事に取り組める人ばかりです。そう考えると、今回の受賞は僕の力だけではなく、みんなで獲得した賞だと感じています。
何か特別なことをしたわけではなく、マネジメントを任された者としてただ当たり前のことをしてきたつもりです。格好良くいうと、そんな僕の背中を見て、コアラーがフォロワーシップを発揮してくれたんだと思います。
コアラーにはもっと広い背中を見てもらえるよう、僕も一歩先の仕事を意識していっそう励むとともに、コアラー一人ひとりのなりたい姿を、一緒に追いかけていけたらと思っています。