素直なコミュニケーションでコアラーとの関係をより良く、組織をより強く【シナプスアワード2024受賞者インタビュー】
2024年10月に開催された「ULURU Synapse Award 2024」では、4名の社員が「優秀なコア」として表彰されました。うるログでは、受賞者の声を順次お届けします。今回は「ルーキー・コア賞」を受賞した鎌田遼平さんの登場です。
新年度から新たなチームに着任した鎌田さん。それまでとは向き合うお客様の属性も、チームの雰囲気もガラッと変わり、「試行錯誤の日々でだった」と振り返ります。それでもコアラーと向き合うことを第一に、信頼関係をていねいに紡ぐ姿がルーキー・コア賞を手繰り寄せました。
コアとして、ブレないポリシーを持つ鎌田さんのチームや組織にかける想いに迫ります。
<「ULURU Synapse Award 2024」について詳しくはこちら>
「シナプスアワード2024」のルーキー・コア賞に選ばれたのは、NJSS事業本部カスタマーサクセス部カスタマーサクセス課の鎌田 遼平(かまた・りょうへい)さんです。
<受賞理由>
メンバー一人ひとりに対する深い理解と誠実なコミュニケーションを通じ、チーム全体の心理的安全性を高め、主体的な成長と成果を促しました。自己開示を通じて信頼関係を構築し、相談しやすい環境を整えるだけでなく、具体的なアドバイスや目標達成への積極的な支援も行い、チームが協力しながら成果を上げる基盤を作り上げたそのリーダーシップが評価されました。
<鎌田遼平さんPROFILE>
2022年5月キャリア入社。NJSS事業本部カスタマーサクセス部カスタマーサクセス課所属。入社以来、カスタマーサクセスに携わる。営業職だった前職の経験を活かし、NJSSの活用によってお客様が成果を出せるよう日々伴走サポートをしている。2023年10月からはチーム長として、メンバーのマネジメント、チームの目標管理も行う。
趣 味 :フットサル、妻と晩酌しながらドラマを観ること
特 技 :子どもに好かれること、顔の一部を動かせること
座右の銘:「為せば成る」「十人十色」「因果応報」
目次
「チーム長になったからには」強い思いが叶えた念願の初タイトル
このルーキー・コア賞ですが、チーム長になったからにはうるるの数ある賞の中でも、いの一番に取りたいと頑張ってきたので、受賞を知らされたときは本当に嬉しかったです。
その一方、4月に仕事環境が大きく変わり、成果になかなか結び付かずもがく期間も長かったので、「自分が賞をもらってもいいのかな」という戸惑いもありました。その場ではそういったいろいろな思いが入り混じっていたのを覚えています。
自己開示を切り口に、コアラーと良好なコミュニケーションを築く
受賞理由に「チーム全体の心理的安全性を高め、主体的な成長と成果を促した」とありましたが、僕はコアラーとていねいに向き合うことを『シナプス組織論』の中でも一番大事にしているので、その思いと行動がこうした評価につながったのなら、とても喜ばしいです。といいつつ、僕のコアラーは素直で優秀な人が多いので、さまざまな場面でたくさん助けてもらっていました。
コアラーと接するうえで強く意識したのは、みんながストレスなくコミュニケーションが取れて、かつ数字にもこだわりながら、楽しくのびのびと働くことです。そのために、まずは僕自身が率先して行動に移すことと自己開示することを心がけてきました。
というのも、僕がどんな人なのか分からないままでは、コアラーとのあいだに素直なコミュニケーションが生まれにくく、コアラーも僕に対して気軽に相談しにくいと思いましたし、僕のお願いしたことを腑に落ちないまま行わざるをえない状態になることも考えられたからです。
そのため、最初の1on1では「忙しいなか申し訳ないな」と思いつつも時間をもらい、自分の仕事観や理想とするチームの状態、自分の人柄や思考など、生い立ちも交えながら自己紹介させてもらいました。そのうえでコアラーにも質問を投げかけながら、相互理解の時間を設けていました。
業務にAIが入り込むようになりましたが、最後はやはり人と人のコミュニケーションに尽きます。何気ない言動がときに良くない方向に進んでしまうこともあるだろうし、「上の人に言われたから」と、それだけを伝えるだけでは納得感を持って働けません。ですから、コミュニケーションの取り方一つ、言葉の選び方一つを大事にしています。
このほか、悩みや相談ごとを持ちかけられたときは、できる限りスピーディー、かつ時間はいとわず向き合うことも意識しています。僕に話すことで物事が好転したのなら純粋に嬉しいですし、僕のモチベーションにもなっています。
その一方、コアラーの立場から発揮しているフォロワーシップとして、まずは自分自身が率先して行動に移し「素直なコミュニケーション」をとることを大切にしています。
具体的には、自分も含めコアはコアラーに対して多少なりとも構えてしまうところがあるので、上下関係をつくりすぎないよう意識しています。これはコアを尊重していないということではありません。たとえば会話の中に軽い冗談が交じるような、そんな取っ付きやすい関係が理想です。
もう一つは、「しっかり要求すること」です。あいまいなまま物事を進めてしまっては、どこかで齟齬が生まれてしまいます。そうならないよう納得できないことや理解の進まないことがあれば腹に落ちるまで確認したり、違和感や疑問を抱いたときはその思いをしっかり伝えて理由を教えてもらったりしています。
企業規模が大きくなっても『シナプス組織論』が根付く組織にしたい
僕の考える組織のあるべき姿は、先ほどもお伝えした通り「みんながストレスなくコミュニケーションが取れて、業務がうまく回ること」です。
たとえば、今後組織が大きくなったとしても『シナプス組織論』が浸透し続ける会社であるよう僕自身もしっかり貢献したいですし、そんな組織をつくるためにも日々『シナプス組織論』を大事にしたいです。
これが実現できた世界はとてもステキだろうし、自分もそこに立ってみたい。そのためにも日々コツコツとコアラーに向き合い続けます。
仕事は人生の多くの時間を占めるものであり、一生向き合うものでもあるので、この先も楽しく働きたいと常に思っています。一人では仕事はできないので、一緒に働く人を大事にしたいし、真摯に向き合いたいです。
そして、会社に属している以上は成果にもしっかりこだわりたいです。だからこそ気持ちの良いコミュニケーションを取ることがその近道だと本気で思っています。かっこいいものではありませんが、これが僕の仕事の哲学です。
ゴールド・コア賞を目指し、日々精進し続ける
受賞式ではコメントする際にコアラーからの祝福動画が流れたことも相まって感情が高ぶり、こみあげてくるものがあったんですが、Slackで冗談交じりのメッセージもいただいていてそれを見ていたら、面白すぎて気づけば涙も引っ込んでいました。異動前のチームのみんなもとても喜んでくれたことを含め、ルーキー・コア賞を取れて本当に嬉しかったですし自信につながりました。
投票してくれた皆さん、選出してくれた皆さんにもまた、心からの感謝をお伝えします。
これからは「ルーキー・コア賞を取った人」として周りから見られるようになると思うので、賞に恥じないよう日々精進していきたいです。そして、来年、ルーキー・コア賞を取りたいと考えている皆さんには、毎日コツコツと頑張ることの大切さを伝えられたのではないかと思っています。
まだまだうるるの中でも知名度の低い僕が受賞できたということは、自分の頑張りを見てくれている人は間違いなく社内にいるんだって思えましたし、うるるに入社して良かったなって心から思えました。そしてこれからは、いつか必ずゴールド・コアの受賞者として戻ってこれるように頑張ります。さらには年間MVPやアドベンチャーカップなど、各イベントの賞ももちろん狙っていきます。
とはいえ、まだまだ未熟者なので、まずは自分のできることをもっともっと増やせるよう当たり前のことを当たり前にコツコツと頑張っていきたい。その先でまた今回のような素晴らしい景色と出会いたいです。