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2020/09/17

【うるるメンバーストーリー】愛着のある会社で、皆が納得できる仕組化の推進を

皆さん、こんにちは!採用広報部の神崎です。

気付けば9月も後半に差し掛かり、上期の振り返り・下期の計画に絶賛取り組み中の方も多いのではないでしょうか?4月が年度始めの弊社では、半年毎に人事考課が行われることもあり、私はまさにそんな日々を過ごしております。

さて、うるるのメンバーの「想い」を、より多くの方に知っていただくための企画【うるるメンバーストーリー】、今回は私・神崎が、NJSS事業部 事業推進課の島田をオンライン取材してきました。

島田は、稀に見る出戻り入社をしたメンバーです。どの様な想いを持って、うるるに再び入社を決めたのかーー。皆さん、どうぞ最後までご覧ください。

まずは、簡単に島田のプロフィールをご紹介いたします。

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▼島田 寛子(しまだ ひろこ)

・NJSS事業部 事業推進課所属

・2009年秋に初めてうるるに入社し、2015年末まで勤務

・3年間の月日を経て、2019年1月に出戻り入社

・現在の事業推進課が担う、NJSS事業部 事務方業務の第一人者

・フットワークは軽いほうです。旅行なら前のめりで行きます。

・テレビ好きでしたが、最近はもっぱらYouTubeです。

 教育系、美容系、お笑い系が好きです。

・実家の猫がなついてくれません。でもそこが好きです。

ある日出会った、倉庫がオフィスのベンチャー企業

一番最初にうるるに入社したのは、新卒2年目のことになります。その当時、リーマンショックの影響であまり働き口がなく、派遣登録をした後に紹介された会社がそれまで聞いたことのない、うるるという会社でした。その当時も現在と同じく「入札情報速報サービス NJSS(エヌジェス)」を扱うNJSS事業部に所属しておりました。今では約80名が在籍するNJSS事業部ですが、かつては取締役2名・正社員1名のみの計3名で構成されている小さな部署で、初めての事務方メンバーとして入社したのが実は私です。

当時のオフィスは、倉庫を改造したものだったので正直最初は驚きました(笑)。エレベーターは業務用のものであるが故に、まずサイズが大きい。そして昇降速度が遅い(笑)。執務スペースは「倉庫」という単語から連想できるかと思いますが、決して広くはない。ただ、「こんな会社があるんだ、これから皆で創り上げていく会社なんだな」と、純粋にワクワクした記憶が残っています。「ベンチャー企業ってこんな感じなんだなぁ。倉庫を改造しちゃうんだ。」とも思っていました。オフィスの中にはキッチンがあって、たまに社長が料理を振る舞ってくれたりすることも。

そんなうるるへ私が最初に入社をした際の決め手は、社長でした。あまり周りに話したことはないんですけどね。派遣面談に対応してくれたのも社長で。社長は絶対に憶えていないと思いますが・・・。緊張状態でオフィスに到着したら、社長がラフな感じでお出迎えをしてくれて。当時の社長は30代前半だったので、「この若い方は課長さんかな?配属先となる部署の上司かな?」と思っていたらまさかの社長でした(笑)。

会話をした時間はそう長くはなかったのですが、非常にフレンドリーに話をしてくれて。当時の私は社会人経験も浅く、あまり世の中を知らなかったこともあるのですが、「こんなにフレンドリーに話してくれる社長さんっているんだ」「こんなに若くして会社を作ったんだ」なんて、すごく惹かれたんですよね。

途中から面談に同席してくれた取締役も含め、気さくに話しかけてくれて。会社としてこういう雰囲気なんだなと肌で感じ、「私もこの会社の仲間になりたい!」と素直に思いました。その一方で、「Excelスキルをしっかりアピールできなかったし、落ちた気がする…」とも思っていまして。。

今、思えばご法度かもしれないですが、「どうしても入社したい。でも落ちた気がする…でもこの想いだけは伝えないと絶対に後悔する。」と考え、まずうるるのコーポレートサイトを必死で探しました。ちなみに、今だから明かしますが、派遣面談に備えて事前にうるるについて調べることはほぼしていませんでした(笑)。

そして、コーポレートサイトを見つけ、問い合わせフォームから面談のお礼と「入社したいです!」という想いをメッセージで送りました。そして、晴れて入社することができたのが2009年秋のことです。私が送ったメッセージは社内の人に届いていたようで、後日「ガッツがあるね~!」と声をかけられたことも憶えています。約半年後には正社員となり、スタートアップ感を肌で感じながら、凡そ6年強の間うるるで働いていました。(※島田曰く、パッション系では売っていないとのことです。笑)

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▲うるるの部活動の一つ「アルティメット部」での一コマ(2019年撮影)

3年ぶりに、何倍にも成長した懐かしの場所へ

2015年末にうるるを退職した後、営業事務の仕事に派遣社員として務めていたのですが、間もなく物足りなさを感じるようになります。「まだ、のんびり働いている場合ではない」「正社員としてもっとやりがいを感じられる仕事に就こう」と考え、IT企業へ転職をし、営業事務や採用業務を担っていました。

そんな中、2018年の秋頃、うるるの副社長から突然連絡が入ったんですよね。「うるるに戻ってこないかい?」という、ライトな連絡でした。その時期は、たまたま私が今後の働き方について考えていた時期だったのですが、即座に「はい、戻ります」とはならず、少し時間をもらったんです。現在は育休中の事業推進課に在籍するメンバーの元へ、部署の直近の状況について話を聞きに行ったりもしました。

副社長や事業推進課のメンバーから話を聞いていく中で、良くも悪くも属人化していた現状を感じまして。このままだと、事業推進課はどうなるのだろう?今で言う事業推進課が出身の私としては、この課が衰退していくのは悲しいなと思ったり。母校が廃校になることを知った時の感覚に近いのかもしれません。同時に、頼られたことも嬉しく感じていました。

かつて退職した際も、決してうるるという会社や、そこで働く人が嫌いになった訳ではなくて。また、一度退職して外に出たことによって、「うるるって、”人”がいい会社だったんだ」と改めて感じられた部分もありました。自分自身、伸び伸びと働くことができていたり、きついなと思うことがありつつも、なんだかんだで働きがいのある会社だったなと再認識できたこともあり、「戻ろう。もう一度チャレンジしよう。」と決意し、2019年1月に出戻り入社しました。総括すると、「タイミングがマッチした」に尽きるかなと思います。

2015年に退職した時点で現在のオフィスに移転済みであったため、オフィス自体の雰囲気を知ってはいたものの、いざ戻ってみたらNJSSが何しろ大きくなっていて非常に驚きました。会社全体としても従業員数が増え、各事業部のピラミッドもきちんと形になっている。いわゆる「しっかりした会社」になっていたため、記憶の中に残るうるると、目の前の光景とのギャップは大きかったです。事業部内にすら、知らない人が半分くらい在籍しており、どう立ち回ればいいのだろうか…と思っていましたが、早いもので出戻り入社から1年半以上が経過し今に至ります。

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▲第20期 決起会での一コマ(写真中央・2019年4月撮影)

互いに歩み寄りながら、納得感のある仕組み化を

NJSS事業部の事業推進課としての業務は大きく分けると2つです。1つ目が受注管理業務と呼ばれる契約周りを担う仕事、2つ目がセールスサポート業務と呼ばれるセールスメンバーが商談時に使う資料作成などの補佐的な仕事です。こういった表現をするとシンプルに感じられる方も多いかなと思いますが、有り難いことに現在NJSSをお使い頂いている企業様が非常に多くいらっしゃるため、抜け漏れなく対応をすることは勿論、仕組み化・自動化を進めることが、課としての課題になっています。

NJSSでは、システムのフルリプレイスプロジェクトが走っているのですが、これと並行して受注管理・売上管理をNJSSのシステムの中ではなく、Salesforceに移行しようとしています。この移行を完遂させることが、事業推進課における今期の最も大きな課題であり、先に仕組み化と表現したものの中身になります。

「イレギュラーをできる限りレギュラーにする」もしくは「イレギュラーをやらないと決める」、ここのルール化が非常に難しいなと感じています。自部署にとっての要望のみならず、セールスメンバーの要望も知った上で、考え方が偏らないようにお互いが歩み寄りながら双方にとって良いものにしていく。これが課題解決に向けて取り組む中で、日々意識を向けていることです。また、NJSS事業部のセールス職は分業体制をとっているので、一括りでセールス職といっても、役割によって重要視する部分が異なってきます。ここの調整も非常に難しさは感じていますが、「皆が納得した上で対応できるようになるためには?」を考えながら、現在奮闘中です。

自他共に、明るく積極的に動ける組織を創りたい

こういった業務に取り組む中で、私が嬉しさを感じるタイミングは、同じ部署のメンバーがやり辛さを感じていること・苦戦していることに対して業務改善に繋がることをトライしてみた後、「ラクになりました・取り組み易くなりました」という声をもらえる時にあります。例えば、従来、手入力で行っていた数値管理の工数をざくっと削減できた時なんかがまさにそうです。小さいことではあるのですが、細々とした対応が数多く発生する部署だからこそ、可能な限り仕組み化を進めていきたいなと思っています。

また、他部署の人から見て「事業推進課に入りたい」と思われるような組織創りができたらいいなと思っています。事務方の仕事なので、どうしても裏方というか、なかなか目立つような存在ではないのかなと思っていまして。「あの課、素敵だよね。入りたいな。」と、他部署のメンバーから思われる組織にしたいという夢があったりします。

もっと表舞台に立ってド派手に目立ちたい!…という訳では決して無いんです。ただ、陰ながら努力をしているメンバーが沢山いるので、そんなメンバー達にスポットライトが当たればきっと嬉しいだろうなぁと思いますし、そんな風に周囲から思われている状態になっていれば、自ずとモチベーションもあがるだろうななんて。モチベーション高く、明るく積極的に仕事に取り組めるような組織にしたいなと思っています。

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▲島田が企画したクリスマスプレゼント交換会にて(中段 / 一番左・2019年12月撮影)

「頑張ろう」と思える言葉が当事者意識

そんな私が一番好きなうるるスピリットは、「当事者意識を持って、納得して働く」です。これは、私の課題でもあるんです。身の引き締まる思いになるというか、背筋が伸びる思いになるというか。あ、自分で自分にフォローを入れますが、当事者意識が無い人間なんです…ということではないですからね(笑)。当事者意識を持って働くことって、自分の目線を高くすることにも繋がるのではないかなと思っています。自分の仕事だけに取り組むのではなく、事業部や会社全体に関わることを、自分ごと化して見ることと同義だろうと私は解釈しています。

これって、視点が狭かったり目線が低いと難しいことだと思うんです。日々の業務の中でも、例えば自部署のことだけを考えてしまうとか、もっと言えば自分のことだけを考えてしまうとか。こんな状態に陥っている時って、視野が狭く目線も低く、周りのことなんて考えられていない状態だと思っています。言い換えるのであれば、当事者意識がなくなっていることと同じなのかなと。

特に、NJSS事業部のような大所帯の部署だからこそ、自分の欲や利益だけを考えずに周りに目を向けられる状態であり続けたいなと考えています。自部署としてはこれで問題ないけれど、他の課はどうあるべきなのだろう?と考えること。その上で、全体最適で考えた際に何をすべきか。この考えを持ち続けていたいなと思っています。きっと会社への愛着があるんですよね。だからこそこんな風に思える、というのも理由の一つだと思います。事業部全体が前進するためにはどういった行いをすればいいのかな?と考え、動き続けていられる人でありたいと思っているため好きな言葉であり、「もっと頑張ろう」と思える言葉です。

編集後記

凡そ10年前の記憶を思い起こしてもらいながら実施した今回のインタビュー。私も当時の情景を頭に思い描きつつ、非常に有意義な時間を過ごさせてもらいました。

島田とは他のメンバーと共に食事に行く機会も多く、勝手にお姉ちゃんのような存在に思い懐いている私ですが、一番始めにうるるへ入社した経緯は勿論のこと、うるるという会社に対する想い・仕事に対する想いはこれまで聞いたことがなかったため新鮮さを感じると同時に、胸が熱くなりました。

数名しかいなかったNJSS・一つの企業といっても過言ではないほど大きくなったNJSS、その両方を知っている島田だからこその想いを、皆さんに少しでもお伝えできたようでしたら嬉しいです。

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