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2025/05/22

成長意欲と貢献意欲で高い主体性を発揮 チームと顧客の成功を引き寄せた【2024年オーナーシップ賞受賞者インタビュー】

去る4月、うるるは今年も『ULURU Ayers Rock Festival』を全社員参加のもと、開催しました。この場では各事業の年間MVPに加え、私たちの行動指針である「うるるスピリット」にちなんだ五つの賞の受賞者も発表されました。その一つにあたる「当事者意識を持って、納得して働く」を最も体現した人に贈られる「オーナーシップ賞」を受賞したのは、Govtech事業本部  カスタマーサクセス部  カスタマーサクセス1課に所属する山田貴胤(やまだ・たかつぐ)さんです。

入社以来、自分の価値を発揮できる場所を見定め、積極的なアクションで周囲に好影響をもたらしてきた山田さん。そこには、常に前向きで、常に成長を目指す姿がありました。

オーナーシップ賞を引き寄せた、その思考と行動から山田さんの仕事観を探ります。

▼山田貴胤プロフィール

2024年、キャリア入社。Govtech事業本部  カスタマーサクセス部  カスタマーサクセス1課所属。NJSSをご契約いただいた顧客に担当として付き、「入札に関わる全ての課題解決をユーザーへ提供すること」を目指し、定期MTGなどを通しサポート活動を実施。NJSSの更新提案だけでなく、他サービスの提案なども行い、売上アップを目指している。

前職では情報通信系企業の営業職として新卒入社から約10年活躍。4月下旬から約1か月の育休を取得中。

趣味 テニス
特技 ボウリング、お好み焼きともんじゃ焼きを上手につくれる
座右の銘 『敬天愛人』
人を愛し、人を敬い、周りに感謝をする気持ちを持ち続けながら、恥ずかしくない人生を歩みたい。

<受賞理由>

強い主体性を持ち、代理対応を積極的に引き受け、チームの負担軽減に貢献。『入札資格ポータル』拡販にも尽力し、高確度な紹介を獲得し早期目標達成に貢献しました。顧客対応にも真摯に向き合い、施策を立案・実行。応札率向上で成果を出し、「アクセス警察」施策を推進するなど、顧客成功のために尽力した姿勢を、ここに称えます。

いま、できることに積極的に取り組み、チームに貢献

自分が前に出るよりも誰かを応援するほうが好きなせいか、受賞者として名前を呼ばれたときは、「選ばれてしまった!」のような焦りや恥ずかしさを感じながら、壇上に向かっていました。ですが、上司の話す受賞理由に耳を傾けるうち、僕の人となりや仕事ぶりをそんな風に見てくれていたんだ、と嬉しさが込み上げてきました。

僕が入社したタイミングは部署も忙しく、誰もがたくさんの仕事を抱えていました。にもかかわらず、チームの皆さんは親身に僕の面倒を見てくれたんですよね。だからこそ、僕もいまの自分ができる範囲で恩返しをしたい気持ちがありました。そこで取った行動が、受賞理由にある「強い主体性」という言葉で評価してもらえたのだと感じています。

ちなみに、同じく受賞理由にある「代理対応」とは、担当者に代わってお客さまに電話やメールでご連絡することを指します。他の業務の関係でタイムリーに対応できないメンバーがいた場合には、自ら手を挙げ、積極的に取り組みました。そのため、自分の業務はなるべく早くに進捗させ、チームに貢献できる状態をつくることを心がけていました。こうしたチームプレイへの意識ですが、うるるにある、チームや課、部での目標達成を大切にする文化が、より高めてくれたように思います。

できる範囲を増やし、自分の成長につなげる

受賞にあたり、『入札資格ポータル』の拡販に貢献した点が認められたことも嬉しかったです。これは通常業務を抱えながらの取り組みだったので、担当する誰もが相当忙しくしていたと思うんですよね。

さらには、新しい商材を売る大変さは僕も営業経験があるので、よく分かります。だからこそ、自分もみんなの役に立ちたいと考え、サービス認知のための提案やアポイント獲得を積極的に行いました。当初、自分にはまだお客さまに商談できるほどのノウハウはなかったのですが、次第に商談担当者にパスして終わりではなく、自分が成長するためにも独力で受注までこぎつけたいと思うようになりました。そのため、前期は商談に同席したり、トークスクリプトをつくったりと、アポイント取得後の動きを意識した準備を進め、後期は学んだことを踏まえて行動に移し、少しずつですが自分で提案まで進められるようになりました。

こうした行動が取れたのは、同じチームに新卒3年目の飯田さん、2年目の藤原さんがいたことが大きかったです。二人とも商材の知識がとても豊富で、「いろいろな商品を扱えるようになりたい」と常々話していました。僕もまた、いろいろなサービスを展開することを目標の一つにしていたので、このように高い意識を持って仕事に励む人が身近にいることは、とても刺激になりました。

「感謝」と「気合い」をいつも胸に

仕事をするうえで大切にしていることですが、一つは、感謝の気持ちを忘れないことです。若手の時代は、自分でガシガシやろうという思いが強かったのですが、とある研修で、「新規に獲得したお客さまがその後もサービスを利用してくださるのは、カスタマーサクセスを担う部署があるからであり、その逆もしかりであって、会社に利益が出ています。ですから、いろいろな部署がつながっていることに感謝しましょう」という話を聞き、仕事は一人でしているのではないことに気が付きました。以来、周囲に感謝することを大切にしています。

もう一つは、やり切ることです。僕は割と“脳筋タイプ”というか、気合いと根性でなんとかするぞ、のように考えているところもあるんですよね。いまの時代とは逆行するのかもしれませんが、定時までに終えられなかった業務を翌日に持ち越すことに気持ち悪さを感じてしまうタイプなので、むしろ決められたものがあるのなら、多少残業をしてでもその日のうちにやり切りたい。「やりたい」「やりたくない」を超えて、「やるしかない」のような気持ちのもと、常に気合いを入れて仕事に臨んでいます。

オーナーシップ賞受賞にあたり、たくさんの社員がいる中から僕に投票いただいた方がいるんだな、といま改めて感じています。少しでも皆さんの役に立てたこと、そして認めていただけたことに感謝と安堵の思いです。まさに一緒に働く皆さんのおかげです。引き続き、謙虚な気持ちで業務に取り組んでいきたいです。

また、お祝いのコメントをいただいた上司の川原さんからは、「リーダーとメンバーとは違う立場で切磋琢磨したい」と言ってもらえたので、近い将来、成長した姿をぜひ見てもらいたいですし、誰かに好影響を与えられる人になれるよう、ますます自分を磨いていきたいと思っています。

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