【ウルル滞在記】第1回「出発、そして念願の初対面」

こんにちは、2018年4月1日よりうるるに入社する"うるる新卒第1期生"の小西です。

 

この連載は、うるる新卒1期生である私が学生最後の春休み、社名の由来となっているエアーズロック(現地語でウルル!)を存分に体感したひとり旅の模様をお届けする旅行記です。

 

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                  【1】

 

2018年2月26日(月)午前5時30分頃。

 

外はまだ夜明け前。秋が間近と言ってもケアンズの朝は湿気で軽くベタつきます。

眠い目をこすりつつ、人もまばらなケアンズ空港に私はいました。

 

目の前の電光掲示板には「Ayers Rock」の文字が。

 

この後、私は旅の1番の目的地を目指し飛び立ちます。実感は全くありませんが、4時間もすれば、あのエアーズロックと対面することとなるのです。

 

早朝のためか、少々不機嫌そうなお姉さんから受け取ったチケットを眺め、

出発時間を待ちました。

 

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エアーズロックって表記に”Y”が入るんですね。ちょっと意外でした。

 

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さて、出発です!!


                  【2】

 

砂漠を目指すこと数時間。

少し小ぶりな飛行機は、真っ赤な赤土の滑走路に降り立ちました。

窓の外は一面砂漠。でも、思ったより所々生えている木々は青々としており、際立って見えました。

エアーズロックの在る、ノーザン テリトリーの日差しはケアンズより一層強く、外に1歩踏み出せば、刺すような太陽光線が襲いかかります。お肌の曲がり角がみるみる近づくのをヒシヒシと感じました。砂漠恐るべしです。

 

荷物を受け取った後、その日の宿となる「アウトバック パイオニア ホテル」に向け、ツアーバスに乗り込みました。

 

今回のひとり旅、基本は1人行動を主としていましたが、エアーズロックは航空券や移動する足の手配が面倒だったので、日本語ツアーを申し込んでいました。なにしろ、広大な土地故、移動に車は必至。各所の詳しい説明もしっかり聞けるので頼んで正解でした。このツアーのおかげで後々、ウルルとうるるの意外な共通点が次々と明らかとなります。

 

窓の外を眺めていると、目につく標識という標識に

 

「Uluru」「Uluru」「Uluruの文字。

 

盛大なウルルコールに胸が踊ります!

 

現地ではエアーズロックと呼ぶことの方が稀で「ウルル」と呼ぶのが一般的なようです。

あたり一面に、弊社の名前で溢れているとは、なんと良い場所なのでしょう!これだけで感動しました。

 

ということで、現地の空気感に倣って、以下「ウルル」と呼ぶこととします!

(カタカナ”ウルル”とひらがな”うるる”を区別してお楽しみください!)

 

「もう目前なんだ…!

 

こみ上げる強い実感と共にホテルに到着。

 

空港周辺は「エアーズロックリゾート」と銘打たれ、様々な宿泊施設やお店、ミュージアムが肩を並べており、アクセス良好です。どの建物も綺麗で可愛いものばかり。

 

ただ、私は宿に関しては一抹の不安を抱えていました。というのも、貧乏旅行ゆえに今回の旅は全泊ドミトリータイプの共同宿を予約していました。ケアンズで2泊した私は既に気が滅入っていました。

 

8人部屋に多国籍な男たちでギュウギュウ詰め。そしてタトゥーだらけ、筋肉隆々なハイスピードな会話のやり取りにシャワー争奪戦、深夜遅くまで続くルームメイト同士の喧嘩(!)などなど。アクシデント目白押しでした(笑) 思い描いていた清々しい異文化交流と、青春の1ページはどこへやら。口数少なく震える東洋人が紛れ込んでしまいました。

 

今日は6人か、はたまた8人か。ルームメイトがどんな人なのか。

胸中穏やかではなくチェックインの旨を伝えると、受付のおじさんは笑顔でキーを差し出しました。

 

「今日、20人部屋ね」

 

「…20??!!」

 

耳を疑う衝撃の一言。思わず聞き返してしまいました。

20人の男達が踏みつ踏まれつのぎゅうぎゅう部屋がありありと目に浮かびました。

20人だなんて、牢屋の方が人数少ないのでは(笑)

 

「なんて過酷な旅なんだ…」

 

実際に行ってみると、だだっ広い部屋に2段ベッドが10台。

まごうことなき20人用でした。もう見るなり笑ってしまいました。

いろんな荷物が床に散乱していましたが、皆出かけている様子。

この隙を逃すまいと早々に身支度を整え、全身にのしかかる20人部屋の重圧を振り払うようにして外に繰り出しました。

 

こんなことでやられている場合ではありません!

もう目の前にはあのウルルがいるのです!

ただ、頭の隅には19人の刺客達がほくそ笑む姿がこびりついて離れることはありませんでした…(笑)

 

                  【3】

 

外に出ると、オレンジ色の砂漠と青々とした緑が一面に広がっていました。

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当日の気温は35度以上。砂漠地帯なので湿気こそないものの、日差しはジリジリと砂を熱し、蜃気楼がそこらじゅうに立ち込めていました。

 

ツアーまでの自由時間を使って、早々にウルルを遠くから眺めておきたいと考えていました。

マップを見ると、展望台がいくつも点在しており、まずは中央に位置する最も大きい展望台を目指すことにしました。

全く未知の世界に胸が高鳴ります。

 

歩き出して数分、唇から水分がみるみる奪われていくのを感じました。

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たしかに「外を出歩く時には10分に1度は水分補給を」とガイドから再三注意を受けたことも頷けます。

足元の砂を触ってみると表面だけでなく、掘り起こしても熱い砂しか出てきません。

これは熱いはずです。

 

そして驚いたのが飛び交うハエの多さです。

夏のウルル周辺には、ハエがつきもの。

どうやらちょっとした水分であっても見つけると、それを目がけて飛んでくるらしく、人間は格好の的となってしまいます。鼻、口の周りを黒い輩が飛び交うこと、飛び交うこと。時々、口や鼻に入って来てしまうことに困惑しながらも、前へ前へ。

 

小休憩を挟むこと数回。展望台とは名ばかりの小高い丘のふもとにたどり着きました。

 

丘を登るうち、視界の左隅にだんだんと薄くもやがかった橙色の物体が見え始めました。お目当ての一枚岩だと気づきながらも、初めては頂上から眺めようと見てみぬふりをしながら、ズンズンと歩みを進めました。

 

そして頂上に到着!周りには他に誰もいません。

 

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一息置いて、然るべき方角に目をやると、そこには…!!

 

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いました!!出ました!!存在しました!

正真正銘のウルルです!!

 

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待ちに待った初対面を果たしました!!

 

眼前には会社パンフレットに大写しになっていた、青空の下にドッシリと構えるあのウルルの姿が!

 

「ほんとに来てしまったなぁ!!」

 

ここでやっとオーストラリアに来たことを実感できました。

 

遮るものは無く、雄大な大地に突如せり上がっているウルルは存在感満点。

 

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眺めていると、笑みがこぼれるを通り越して、声を出して大笑いしてしまいそうな不思議な感情がこみ上げてきました。想像をはるかに超える、現実離れした景色でした。

 

                  【4】

 

何分眺めていたでしょう。

いくら眺めても飽きることがありませんでした。

 

と、そこに外人の老夫婦2人が登ってきました。

写真を頼むとそのおばあさんは快く引き受けてくれました。

 

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明らかにハイテンションな私。

陽気なアロハシャツとノッポさん帽子に見合った弾けた笑顔です(笑)

 

「もう1枚撮る?」と尋ねられた私は急いでカバンを広げ、あるものを取り出しました。

 

それがコチラ!

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会社説明会で初めてもらったあのうるるの会社パンフレットです。

 

日本を発つ前から、記念撮影には「うるるとウルルの共演」は欠かせないと考えていました。

 

オレンジ色の冊子を見たおばあさんはとても不思議そうに、それは何かと尋ねてきました。

 

「自分の会社の名前が”Uluru”なんだ」と拙い英語で伝えると、

 

「グレイト!それは日本にあるの?いい社名だね!」

 

とノリノリで何度もシャッターを切ってくれました。

 

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左から、うるる新卒1期生、うるる(会社)、そして、ウルル(ご本人) です!

 

うるるパンフレットもまさか、はるばる海を渡り、ご本人と共演を果たすとは夢にも思わなかったでしょう(笑)

 

私はうるるという社名を現地の人に伝えられたこと、そして本場の ”Great !!”を頂戴したことに大変感銘を受けました!

 

「世界に応援される企業であれ」

 

うるるの理念が体現されたようで心温まる瞬間でした。

 

この出会いを忘れることはできないと思います。

見事、走馬灯の1コマにノミネートした素敵な出会いでした!

 

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老夫婦と別れた後も、ジリジリと焼かれながら、時間を忘れて、ただただウルルを見つめていました。

 

雲ひとつない青空の下、薄橙をしたウルル。

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そういえば想像していたより、色が薄いような気がします。

日に寄るのかな?そんなことを思いました。

 

しかし、この滞在中、私は刻々と変わるウルルの表情を目撃することとなります。

 

次回は、夕焼けに照らされたウルルの勇姿をたっぷりとお送りします!

 

旅はまだまだ始まったばかりです!

 

つづきます!

 

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